はどちらも昆虫だけど、見た目も生態も全然違う。

(蝉ならぬ)セミリタイアと、(蟻ならぬ)アーリーリタイアも、同じリタイアだけど意味が違うのだろうか。



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2014092901


アーリーリタイア(=早期リタイア)は、サラリーマンが定年より前に会社を辞めて、引退生活に入るというイメージだ。

引退だから仕事はせず、収入はないか、あっても年金や運用収益などの不労所得に限られる。


一方、私が考えるセミリタイアは、アーリーリタイアとはちょっと異なる。

セミ(半分)というぐらいだから、完全にはリタイアしていない状態だ。

フルタイムではないけど働いていて、なんらかの収入がなければならない。


私の場合、会社は辞めても、不動産の賃貸収入がわずかながら入ることになっている。

今まではサラリーマン大家だったが、来年からはただの大家に肩書きが変わる。

だから私は、自分のことをセミリタイアだとみなしている。



こう書くと、「賃貸収入も不労所得だろ」という声が聞こえてきそうだ。

確かに勤労と言えるほどのことはしていない。

日常の管理や募集は、専門の業者に任せているし。


でも、やっぱりこれは仕事だ。

他人を相手に商売して、家賃という対価をもらっているから。


大家さんって結構大変よ、このご時世。

店子に退出されると、いつも頭を抱えちゃう。

次の入居者が入るまで、収入はゼロが続くんだから。

管理会社と相談して、家賃を下げるなど、あれこれ手を打たなければならない。


入居中だって、「あれが壊れた」「これが調子が悪い」とトラブルは尽きず、その都度すぐに対応を迫られる。

突然襲い来るさまざまな問題に対し、迅速かつ適切な判断を求められるのだ。


こういう厄介事もすべて誰かにお任せして、お金だけ受け取っている立場なら、それは不労所得だろう。

リタイアのイメージとも、ぴったり重なる。

しかし、その面倒な部分を自分の責任で処理しているので、私がしようとしているのはリタイアではなく、セミリタイアということになるのだ。



…ちょっと理屈っぽくなってしまった。

私がセミリタイアを目指すのは、もうひとつ理由がある。

会社は辞めるけれども、社会参画をやめるつもりはないからだ。


今はまだ何も決めていないが、将来やってみたい仕事はいくつかある。

それは、自分の才覚ひとつで成り立つもので、誰かの下について、誰かに使われるようなものではない。

無理せず自分の好きなことをして、それが収入につながるなら、これに越したことはないはず。


実現の可能性は、今はきわめて少ないが、決してゼロではない。

まだ完全にリタイアしたわけではない。

だから、セミリタイアなのだ。


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