今日、上司に退職する意思を伝えた。
本当は先週のうちに話すつもりだったが別の問題が起こってしまい、今日まできっかけを失っていたのだ。
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今日は半年に一度の職務面談の日。
上期の振り返りと下期の担当職務、要求される仕事のレベルについて話し合うのが目的だ。
しかし私の場合、そんなことしても仕方がない。
退職を伝えるためにあえて上司の時間を取るのはイヤだったし、ちょうどいいタイミングなのでここで話をすることにした。
いつもは上司からの一方的なご指摘とご指示を受けるだけなのだが、そうなる前にこちらから切り出す。
私:お話があるんですが…
自分も部下を持っているのでわかるのだが、部下からこの切り出しがあると高い確率でいい話は出てこない。
上司もそれを悟ったのか眉間にしわを寄せていた。
私:実は退職を考えておりまして…
上司:えっ!
悟っていた割には相当驚いていたなー。
まあ、それも無理はないわ。
営業部門では退社の多い会社だけど、この年齢で辞める正社員はそういないから。
当然、質問を受ける。
上司:どうして?
この問いに対する答えをここ数年ずっと考え続けてきた。
鬱憤をすべてぶちまけて啖呵を切って部屋を出ていけたらどれだけスッキリすることか。
ついでに不合理で不条理な現場の実態を本社のその筋にチクりでもすれば、かなりの不満解消になるだろう。
でも、それはしないことに決めていた。
目指すは円満退社、ただそれのみ。
衝突も慰留も、できれば質問もいらない。
私:ここ数年体調が悪化を続けていてこれ以上激務には耐えられません。
実際私は重度の片頭痛持ちで、勤務中に発生することもしばしば。
これが始まると通常の仕事を続けるのは難しい状態がしばらく続く。
その悲惨な状況はこの上司も何度か目にしており、なんとなくわかってはいるはずだ。
ただ実際は最近出た薬のおかげで症状をある程度コントロールできるようになっており、会社を辞めなきゃいかんほどではない。
しかしそこは嘘も方便。
この上司は部下の私情に興味はないので、こちらが話を盛ったところで反論なんぞできるはずはない。
病気についていくつかの質問が出たが、そう長くは続かなかった。
上司:それでいつ辞めるんだ?
私の退社より組織の方が上司にとっては重要で、もし衝突が起こるとしたらここだということも予想していた。
私:職場への出勤は10月末で終了して、そのあとは有休を使わせてもらって、正式な退社は年末を考えています。
上司の顔色がはた目にもわかるほど変わった。
上司:10月 !?
それからは「何でもっと早く言わないんだ!」だの「後任は当分来ないんだぞ!」だの文句と愚痴の乱れ打ち。
かと言って慰留するわけでもなく、ましてや私の身を案ずる気持ちなんかこれっぽっちもない。
そもそも正式退社の4ヶ月前に申し出ているのに、「もっと早く言え」などと言われる筋合いはないでしょ。
もしも後任が来なかったなら、それは人事に対して発言力や影響力のないそちらの問題だ。
御託を山ほど並べられて嫌気がさし、
「こんな上司とおさらばできるんだからこの選択は正しかった」
と確信を強めてしまった。
部下なんて結局ただのコマでしかないことを再認識した。
しかしここで話をこじらせるのは得策ではないので、ひたすら「すみません」を連発。
実際、申し訳ないと思う気持ちもあるのでね。
ただしそう思う相手は仕事面で直接影響がある同僚や部下たちであって、この男ではない。
あまりにいつまでもグチグチ言うもんだから私もあきれてしまい、途中で謝るのもやめてしまった。
私が辞めたあとのことを考えるのはこの上司の専任事項であって、私の仕事ではない。
そんなこともわからんのかな。
かなり長い時間何か言っていたのだが、最後は「こんなこと言ってても仕方ない」と言って話を切り上げてくれた。
心底ホッとしたわ。
これで私の意思は会社に伝わった。
もう後戻りはできないし、するつもりもない。
9月12日は「自分の人生を取り戻すための行動を起こした記念日」として、ずっと記憶に残っていくことだろう。
面談を終えた後は、しばらく不思議な高揚感に包まれて残りの時間を過ごしたのでした。
※この記事は2015年1月10日まで非公開でした。(「非公開記事を解禁!」を参照)
本当は先週のうちに話すつもりだったが別の問題が起こってしまい、今日まできっかけを失っていたのだ。
今日は半年に一度の職務面談の日。
上期の振り返りと下期の担当職務、要求される仕事のレベルについて話し合うのが目的だ。
しかし私の場合、そんなことしても仕方がない。
退職を伝えるためにあえて上司の時間を取るのはイヤだったし、ちょうどいいタイミングなのでここで話をすることにした。
いつもは上司からの一方的なご指摘とご指示を受けるだけなのだが、そうなる前にこちらから切り出す。
私:お話があるんですが…
自分も部下を持っているのでわかるのだが、部下からこの切り出しがあると高い確率でいい話は出てこない。
上司もそれを悟ったのか眉間にしわを寄せていた。
私:実は退職を考えておりまして…
上司:えっ!
悟っていた割には相当驚いていたなー。
まあ、それも無理はないわ。
営業部門では退社の多い会社だけど、この年齢で辞める正社員はそういないから。
当然、質問を受ける。
上司:どうして?
この問いに対する答えをここ数年ずっと考え続けてきた。
鬱憤をすべてぶちまけて啖呵を切って部屋を出ていけたらどれだけスッキリすることか。
ついでに不合理で不条理な現場の実態を本社のその筋にチクりでもすれば、かなりの不満解消になるだろう。
でも、それはしないことに決めていた。
目指すは円満退社、ただそれのみ。
衝突も慰留も、できれば質問もいらない。
私:ここ数年体調が悪化を続けていてこれ以上激務には耐えられません。
実際私は重度の片頭痛持ちで、勤務中に発生することもしばしば。
これが始まると通常の仕事を続けるのは難しい状態がしばらく続く。
その悲惨な状況はこの上司も何度か目にしており、なんとなくわかってはいるはずだ。
ただ実際は最近出た薬のおかげで症状をある程度コントロールできるようになっており、会社を辞めなきゃいかんほどではない。
しかしそこは嘘も方便。
この上司は部下の私情に興味はないので、こちらが話を盛ったところで反論なんぞできるはずはない。
病気についていくつかの質問が出たが、そう長くは続かなかった。
上司:それでいつ辞めるんだ?
私の退社より組織の方が上司にとっては重要で、もし衝突が起こるとしたらここだということも予想していた。
私:職場への出勤は10月末で終了して、そのあとは有休を使わせてもらって、正式な退社は年末を考えています。
上司の顔色がはた目にもわかるほど変わった。
上司:10月 !?
それからは「何でもっと早く言わないんだ!」だの「後任は当分来ないんだぞ!」だの文句と愚痴の乱れ打ち。
かと言って慰留するわけでもなく、ましてや私の身を案ずる気持ちなんかこれっぽっちもない。
そもそも正式退社の4ヶ月前に申し出ているのに、「もっと早く言え」などと言われる筋合いはないでしょ。
もしも後任が来なかったなら、それは人事に対して発言力や影響力のないそちらの問題だ。
御託を山ほど並べられて嫌気がさし、
「こんな上司とおさらばできるんだからこの選択は正しかった」
と確信を強めてしまった。
部下なんて結局ただのコマでしかないことを再認識した。
しかしここで話をこじらせるのは得策ではないので、ひたすら「すみません」を連発。
実際、申し訳ないと思う気持ちもあるのでね。
ただしそう思う相手は仕事面で直接影響がある同僚や部下たちであって、この男ではない。
あまりにいつまでもグチグチ言うもんだから私もあきれてしまい、途中で謝るのもやめてしまった。
私が辞めたあとのことを考えるのはこの上司の専任事項であって、私の仕事ではない。
そんなこともわからんのかな。
かなり長い時間何か言っていたのだが、最後は「こんなこと言ってても仕方ない」と言って話を切り上げてくれた。
心底ホッとしたわ。
これで私の意思は会社に伝わった。
もう後戻りはできないし、するつもりもない。
9月12日は「自分の人生を取り戻すための行動を起こした記念日」として、ずっと記憶に残っていくことだろう。
面談を終えた後は、しばらく不思議な高揚感に包まれて残りの時間を過ごしたのでした。
※この記事は2015年1月10日まで非公開でした。(「非公開記事を解禁!」を参照)
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