今日は、第92回アカデミー賞の授賞式。

昨日の記事で受賞予想を書いたので、その答え合わせをしたい。

(ネタバレはありません)



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2018030501


今年の主要部門の予想と結果は、以下の通り。

部門予想結果
(受賞作品・受賞者)
作品賞1917 命をかけた伝令×
(パラサイト 半地下の家族)
監督賞クエンティン・タランティーノ
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
×
(ポン・ジュノ)
主演
男優賞
ホアキン・フェニックス
「ジョーカー」

主演
女優賞
レネー・ゼルウィガー
「ジュディ 虹の彼方に」
助演
男優賞
ブラッド・ピット
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
助演
女優賞
ローラ・ダーン
「マリッジ・ストーリー」
(詳しくはWikipediaをどうぞ)


俳優部門は全部当たったのだが、本命馬が順当にテープを切っただけなので、ドヤ顔はできない。

それよりも、作品賞と監督賞を外したことが残念だ。

今年が完全に「パラサイト」の年だったとは、ちょっと予想できなかったわ。



英語以外の映画が作品賞を獲ったことは、かつて一度もない。

2012年にフランス製の「アーティスト」が受賞したが、あれは無声だったし、物語の舞台はハリウッドだった。

あれはあれで快挙だけど、例外中の例外だ。

アカデミー賞は基本的に、ハリウッドのハリウッドによるハリウッドのためのお祭り。

外国語映画が作品賞にノミネートされても、それはあくまで形式的なもの。

別枠で国際長編映画賞(旧外国語映画賞)があるんだから、作品賞は自国かせいぜい英国の映画にしかあげないはず。

だから、いくら「パラサイト」が話題になっていると言っても、私は初めから選外にしていた。

あんな純粋な韓国映画が獲っちゃったら、アカデミー賞の意味がなくなるもん。


私だけでなく、きっと誰もがそう思っていた暗黙の了解が、根底から覆されたのだ。

この衝撃はとてつもなく大きい。

作品・監督・脚本・国際長編映画の4部門受賞は、ハリウッドの完全降伏を意味している。

映画史上に永遠に残る大事件と言ってもいいだろう。



終わってみれば、「1917」は技術部門のみ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は助演男優賞と美術賞を受賞しただけ。

もしかしたらワインスタインがらみでタランティーノは低く見られるかも…とも思っていたが、それがなくても今年は無理だったね。

それだけ「パラサイト」は、世界の映画人に衝撃と興奮を与えたということだ。

参りました。恐れ入りました。



ポン・ジュノとレネー・ゼルウィガーは、私と同じ1969年生まれの50歳。

ブラピは56歳、ローラ・ダーンは53歳(今日が誕生日)、ホアキン・フェニックスは45歳なので、今年はアラフィフ世代がアカデミー賞を席巻した。

同世代の人間が輝いていると、比べるものではないけれど、ちょっとうらやましくなるね。

私にできるのは、セミリタイアの特権を活かして1本でも多くの映画を観る事。

セミリタイア界のアカデミー賞目指して、日々精進したいものだ。

誰か表彰してください!

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