今日は、第92回アカデミー賞の授賞式。
昨日の記事で受賞予想を書いたので、その答え合わせをしたい。
(ネタバレはありません)
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今年の主要部門の予想と結果は、以下の通り。
(詳しくはWikipediaをどうぞ)
俳優部門は全部当たったのだが、本命馬が順当にテープを切っただけなので、ドヤ顔はできない。
それよりも、作品賞と監督賞を外したことが残念だ。
今年が完全に「パラサイト」の年だったとは、ちょっと予想できなかったわ。
英語以外の映画が作品賞を獲ったことは、かつて一度もない。
2012年にフランス製の「アーティスト」が受賞したが、あれは無声だったし、物語の舞台はハリウッドだった。
あれはあれで快挙だけど、例外中の例外だ。
アカデミー賞は基本的に、ハリウッドのハリウッドによるハリウッドのためのお祭り。
外国語映画が作品賞にノミネートされても、それはあくまで形式的なもの。
別枠で国際長編映画賞(旧外国語映画賞)があるんだから、作品賞は自国かせいぜい英国の映画にしかあげないはず。
だから、いくら「パラサイト」が話題になっていると言っても、私は初めから選外にしていた。
あんな純粋な韓国映画が獲っちゃったら、アカデミー賞の意味がなくなるもん。
私だけでなく、きっと誰もがそう思っていた暗黙の了解が、根底から覆されたのだ。
この衝撃はとてつもなく大きい。
作品・監督・脚本・国際長編映画の4部門受賞は、ハリウッドの完全降伏を意味している。
映画史上に永遠に残る大事件と言ってもいいだろう。
終わってみれば、「1917」は技術部門のみ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は助演男優賞と美術賞を受賞しただけ。
もしかしたらワインスタインがらみでタランティーノは低く見られるかも…とも思っていたが、それがなくても今年は無理だったね。
それだけ「パラサイト」は、世界の映画人に衝撃と興奮を与えたということだ。
参りました。恐れ入りました。
ポン・ジュノとレネー・ゼルウィガーは、私と同じ1969年生まれの50歳。
ブラピは56歳、ローラ・ダーンは53歳(今日が誕生日)、ホアキン・フェニックスは45歳なので、今年はアラフィフ世代がアカデミー賞を席巻した。
同世代の人間が輝いていると、比べるものではないけれど、ちょっとうらやましくなるね。
私にできるのは、セミリタイアの特権を活かして1本でも多くの映画を観る事。
セミリタイア界のアカデミー賞目指して、日々精進したいものだ。
誰か表彰してください!
昨日の記事で受賞予想を書いたので、その答え合わせをしたい。
(ネタバレはありません)
今年の主要部門の予想と結果は、以下の通り。
部門 | 予想 | 結果 (受賞作品・受賞者) |
---|---|---|
作品賞 | 1917 命をかけた伝令 | × (パラサイト 半地下の家族) |
監督賞 | クエンティン・タランティーノ 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 | × (ポン・ジュノ) |
主演 男優賞 | ホアキン・フェニックス 「ジョーカー」 | 〇 |
主演 女優賞 | レネー・ゼルウィガー 「ジュディ 虹の彼方に」 | 〇 |
助演 男優賞 | ブラッド・ピット 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 | 〇 |
助演 女優賞 | ローラ・ダーン 「マリッジ・ストーリー」 | 〇 |
俳優部門は全部当たったのだが、本命馬が順当にテープを切っただけなので、ドヤ顔はできない。
それよりも、作品賞と監督賞を外したことが残念だ。
今年が完全に「パラサイト」の年だったとは、ちょっと予想できなかったわ。
英語以外の映画が作品賞を獲ったことは、かつて一度もない。
2012年にフランス製の「アーティスト」が受賞したが、あれは無声だったし、物語の舞台はハリウッドだった。
あれはあれで快挙だけど、例外中の例外だ。
アカデミー賞は基本的に、ハリウッドのハリウッドによるハリウッドのためのお祭り。
外国語映画が作品賞にノミネートされても、それはあくまで形式的なもの。
別枠で国際長編映画賞(旧外国語映画賞)があるんだから、作品賞は自国かせいぜい英国の映画にしかあげないはず。
だから、いくら「パラサイト」が話題になっていると言っても、私は初めから選外にしていた。
あんな純粋な韓国映画が獲っちゃったら、アカデミー賞の意味がなくなるもん。
私だけでなく、きっと誰もがそう思っていた暗黙の了解が、根底から覆されたのだ。
この衝撃はとてつもなく大きい。
作品・監督・脚本・国際長編映画の4部門受賞は、ハリウッドの完全降伏を意味している。
映画史上に永遠に残る大事件と言ってもいいだろう。
終わってみれば、「1917」は技術部門のみ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は助演男優賞と美術賞を受賞しただけ。
もしかしたらワインスタインがらみでタランティーノは低く見られるかも…とも思っていたが、それがなくても今年は無理だったね。
それだけ「パラサイト」は、世界の映画人に衝撃と興奮を与えたということだ。
参りました。恐れ入りました。
ポン・ジュノとレネー・ゼルウィガーは、私と同じ1969年生まれの50歳。
ブラピは56歳、ローラ・ダーンは53歳(今日が誕生日)、ホアキン・フェニックスは45歳なので、今年はアラフィフ世代がアカデミー賞を席巻した。
同世代の人間が輝いていると、比べるものではないけれど、ちょっとうらやましくなるね。
私にできるのは、セミリタイアの特権を活かして1本でも多くの映画を観る事。
セミリタイア界のアカデミー賞目指して、日々精進したいものだ。
誰か表彰してください!
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