セミリタイア直前だった5年前に書いた記事を振り返って、あの一種独特な感覚に充ちた季節を思い出す「あれから5年シリーズ」の第5弾。

今日は、2014年11月1日の「サラリーマン最後の日(AM編)」「同(PM編)」という記事を取り上げてみたい。



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2019103101

サラリーマン最後の日(AM編)
午前中は、机中の書類と文具を整理して、机のキー以外はすべて処分した。お昼前に、昨日予約しておいたお菓子を受け取りに外出する。
(Worlds end ~セミリタイアな日々~ 2014/11/1)
サラリーマン最後の日(PM編)
午後は、(中略)この日にしかできない退社事務をこなした。(中略)メールのやりとりも最後になるので、必要なものにはすべて返信した。PCの中の個人的なファイルも、(中略)すべてきれいになくした。(中略)
夕方は、臨時の夕礼。最後なので、私から挨拶することになっていた。(中略)
その後はあまり間を置かず、みんなの仕事の邪魔をしないよう、お礼を言って退室した。(中略)こうして私は、風のように会社を去ったのでした。ヒュ~。
(Worlds end ~セミリタイアな日々~ 2014/11/1)


5年前の今日、私は23年近く続けた仕事から退いた。

サラリーマン生活最後の日のテーマ、それは「サッといなくなる」

私にはスペシャルな一日だけど、他人から見たら、職場に見切りをつけた人が勝手に辞めるだけ。

だから、立つ鳥跡を濁さず、大げさなことも何ひとつなく、会社を去りたかったのだ。



仕事らしい仕事は残っておらず、身辺整理もほぼ済ませていたので、この日は本当にヒマだった。

あまりにやることがなくて、退社あいさつのお菓子を受け取りに外出したときに、街なかをぶらぶらして時間をつぶしたほどだ。


午後もマイデスクに座っていることはあんまりなくて、休憩室でコーヒーを飲んだりしていた。

最終日らしいイベントは、夕礼のあいさつぐらい。

それほど思い入れのある職場じゃなかったので、スピーチもきわめて無難な内容でまとめた。

あっけらかんとしたもので、別れの涙も悲壮感もゼロ。

その雰囲気のまま会社をあとにしたので、見事に風のように去ることができたんじゃないかな。

23年におよぶサラリーマン生活は、波風立てずサラッと終わることができたのでした。



5年が過ぎてもあの日のことは鮮明に覚えている…と書きたいところだが、現実はそんなことない。

忘れていないのは、このブログに記録していたから。

だから、書いていないことはほとんど覚えていない。

スピーチで具体的にどんなことを言ったのかも、全然思い出せないのよ。

人生の一大イベントなんだから、もうちょっと脳裏に刻まれるものと思っていたんだけど。

でも、しょうがないよね。

この5年間を楽しく過ごしてきたせいで、それ以前の汗と涙と苦悩の期間はどうでもよくなっちゃったみたいだ。


ということは、

やっぱりセミリタイアしてよかった!

って結論でいいかな?



1ヶ月続けた毎日更新のスペシャル企画も、今日で終了。

明日の「祝!セミリタイア5周年」のあとは、火木土の週3更新に戻ります。

長い間おつきあいいただきありがとうございました。

そして、1ヶ月連続更新おつかれさまでした。(←自分をほめてみた)


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