今日の記事は、目前に迫ったセミリタイア5周年を記念してのシリーズ企画第1弾。

5年前に書いた記事を振り返って、あの一種独特な感覚に充ちた季節を思い出そうっていう話だ。

今日は、2014年10月3日にアップした「ついに退社が発表された」という記事を取り上げてみたい。



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2019100301

ついに退社が発表された
上司が私の退社を発表すると、職場の雰囲気が一変。そして、ひとこと挨拶をうながされた。話したのは、
  • 一身上の都合で退社を決意したこと
  • 仕事に支障があるため、今日まで発表を留めおいてもらったこと
  • 引継ぎなどで迷惑をかけるので申し訳ない
  • 残り4週間はちゃんと仕事をするので、引き続きよろしくお願いします
個人的な事情には触れず、ごく一般的な内容で無難に話し終えることができた。緊張感MAXだったが、その割にはよくできた方だろう。

(Worlds end ~セミリタイアな日々~ 2014/10/3)

今からちょうど5年前の朝礼での場面だ。

驚く同僚たちの前に立ったあの時の緊張感は、今でも記憶に残っている。



上記記事には「一身上の都合で退社を決意した」と書いたが、実際には、

「自分の人生についていろいろ考えた結果、『こうするのがいいかなあ』という結論にいたりました」

という言い方をした。

「仕事を辞めてセミリタイアする」という決断を、間接的でソフトな表現に変換したのだ。


しかし今考えると、前向きな話に受け止められたかどうか、ちょっと自信がないね。

文脈的には、「何かやらかしたせいで会社を辞めるのか?」と勘繰られても仕方ない言い回しだったかも。

金銭問題、女性問題、各種ハラスメントの処分で遠くに飛ばされる人は、実際にいたしね。

もちろんそんな問題は一切なかったけど、「セミリタイアする」なんて突拍子もない理由より、ずっと想像も納得もしやすいのは確かだ。

きっと私の知らないところで、あることないこと噂されたんだろうなあ。

当時は自分のことしか見えていなかったから、そんなこと考えもしなかったわ。



だからって、どうということはないんだけどね。

私の耳に入ってこなかったのだから、何もなかったのと同じ。

もし聞こえたとしても、事実じゃない限り相手にする必要はない。

残り1ヶ月が無事に過ごせればいいわけだし、実際にそうなった。

一件落着、めでたしめでたし、である。



そっか、あれからもう5年がたつのか。

あっという間だけど、忘れちゃってることもたくさんあるんだろうなあ。

こうやってあえて思い出すのも、原点に帰るという意味で大事なのかも。


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