今日は、ちょっと遅くなったけど、先月観た「午前十時の映画祭ファイナル」の第10弾、「ニュー・シネマ・パラダイス」について。
いやー、泣かせてもらったぜ!
(ネタバレはありません)
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本作の日本公開は1989年なので、今年はちょうど30周年。
「あれから30年もたつのか」と感慨に浸りたいところだが、私には残念ながらその資格はない。
当時私は大学生だったので、当然にして劇場で観ているべきなのに、なんと見逃してしまったのだ。
初鑑賞はレンタルビデオという、シネマディクトにあるまじき汚点。
なんで劇場に足を運ばなかったんだろう?
公開当時の記憶は見事に欠落しており、まったく思い出せない。
初公開時のチラシさえ持っていないのは、自分でも本当に解せない。(画像は、2005年のリバイバル時のもの)
レンタルビデオを自宅で観たとき、ラストシーンで感動の渦に巻き込まれながら、「これは劇場で観たかった」と強く後悔したのが、本作に関する最初の記憶なのだ。
本作には、オリジナル版のほかに3時間近い完全版があり、私もDVDを持っている。
しかし、こちらについても実は未見。
「オリジナル版の方がいい」という批評がやたらと耳に入ってきて、観るのを躊躇していたのだ。
結局、レンタルでオリジナル版を観て以来、この映画には一度も触れずに生きてきてしまったというわけ。
なので、いつもなら名作への愛情ダダ洩れ記事を書くところだが、本作については控えめにしておく。
30年におよぶ「劇場で観たかった」という思いを払拭するため、8月某日、私はシネマフロンティアの11番シアターに陣取った。
ボロボロ泣くことがわかっていたので、なるべく人の少なそうな席を選んだのだが、上映最終日だったせいか駆け込み客が多く、結局満席になっちゃった。
この映画を好きな人、やっぱり多いのね。
トトとアルフレードの年の差を超えた友情にグッときて、田舎町の映画館をめぐるエピソードひとつひとつにほっこりし、モリコーネのやさしいメロディにじんわりする。
そして、30年という年月がもたらす街や人々の変わりように落胆し、決して変わらないものに安堵する。
これは、初めて観たときには感じなかったことかも。
主人公と同じように、私もあれから30年分年をとり、主人公と同じ世代になったからこそ、リアルに共感するものがあったのだ。
この映画ってやっぱりすごいわ。
そして、圧巻のラストシーンだ。
泣くとわかっていても、あんなに泣かさるものなのね。
上映が終わって場内が明るくなっても、しばらく立ち上がれませんでした。
というわけで、30年ぶりに感動するとともに、ずっと心の隅に巣くっていた後悔を払うことができた。
「午前十時の映画祭」にはもう感謝しかないわ。
次回は、ヴィスコンティの名作「ベニスに死す」の予定。
これも恥ずかしいことに、まだ観ていない名作だったりして。
勉強不足を解消するために、映画館に行ってきます。
いやー、泣かせてもらったぜ!
(ネタバレはありません)
本作の日本公開は1989年なので、今年はちょうど30周年。
「あれから30年もたつのか」と感慨に浸りたいところだが、私には残念ながらその資格はない。
当時私は大学生だったので、当然にして劇場で観ているべきなのに、なんと見逃してしまったのだ。
初鑑賞はレンタルビデオという、シネマディクトにあるまじき汚点。
なんで劇場に足を運ばなかったんだろう?
公開当時の記憶は見事に欠落しており、まったく思い出せない。
初公開時のチラシさえ持っていないのは、自分でも本当に解せない。(画像は、2005年のリバイバル時のもの)
レンタルビデオを自宅で観たとき、ラストシーンで感動の渦に巻き込まれながら、「これは劇場で観たかった」と強く後悔したのが、本作に関する最初の記憶なのだ。
本作には、オリジナル版のほかに3時間近い完全版があり、私もDVDを持っている。
しかし、こちらについても実は未見。
「オリジナル版の方がいい」という批評がやたらと耳に入ってきて、観るのを躊躇していたのだ。
結局、レンタルでオリジナル版を観て以来、この映画には一度も触れずに生きてきてしまったというわけ。
なので、いつもなら名作への愛情ダダ洩れ記事を書くところだが、本作については控えめにしておく。
30年におよぶ「劇場で観たかった」という思いを払拭するため、8月某日、私はシネマフロンティアの11番シアターに陣取った。
【ニュー・シネマ・パラダイス 予告編】
ボロボロ泣くことがわかっていたので、なるべく人の少なそうな席を選んだのだが、上映最終日だったせいか駆け込み客が多く、結局満席になっちゃった。
この映画を好きな人、やっぱり多いのね。
トトとアルフレードの年の差を超えた友情にグッときて、田舎町の映画館をめぐるエピソードひとつひとつにほっこりし、モリコーネのやさしいメロディにじんわりする。
そして、30年という年月がもたらす街や人々の変わりように落胆し、決して変わらないものに安堵する。
これは、初めて観たときには感じなかったことかも。
主人公と同じように、私もあれから30年分年をとり、主人公と同じ世代になったからこそ、リアルに共感するものがあったのだ。
この映画ってやっぱりすごいわ。
そして、圧巻のラストシーンだ。
泣くとわかっていても、あんなに泣かさるものなのね。
上映が終わって場内が明るくなっても、しばらく立ち上がれませんでした。
というわけで、30年ぶりに感動するとともに、ずっと心の隅に巣くっていた後悔を払うことができた。
「午前十時の映画祭」にはもう感謝しかないわ。
次回は、ヴィスコンティの名作「ベニスに死す」の予定。
これも恥ずかしいことに、まだ観ていない名作だったりして。
勉強不足を解消するために、映画館に行ってきます。
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