私が勤めていた会社の定年は60歳。

45歳でセミリタイアしたので、15年早めに自主的な定年を迎えたことになる。

60歳でも「待てないわー」と思っていたので、一昨日のすかいらーくの発表には度肝を抜かれた。



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すかいらーく パート、アルバイト、75歳まで雇用
すかいらーくホールディングスが、現在70歳としているパート、アルバイトの雇用上限を来年1月から75歳に引き上げることが20日分かった。深刻な人手不足に対応すると同時に、70歳を超えても働きたいという高齢者の要望が多いことに対応する。
(SankeiBiz 2018/12/20)

パートとアルバイトに限った話ではあるが、それでも75歳まで働けるというのはすごい。

人手不足も待ったなし、ということなんだろう。

年に数回行くガストも、そのうち70オーバーのおばあちゃんが接客するようになるのかな。

原則、元気に動ける人を雇うはずだけど、採用難がさらに悪化すればそんなぜいたくも言っていられなくなる。

耳が聴こえなかったり腰が曲がっていたり、ホール担当者も年相応の人が増えるから、客の方が大きな声で注文を繰り返したり、「ああ、いいからいいから」と気をつかって自分で料理を取りに行くようになったりして。

そうなったら、もうドリンクバーだけじゃなく、全部セルフでいいんじゃない?

レジも現金を取り扱うのは大変だから、キャッシュレスオンリー

現金払いなんて、したくてもできなくなる時代が来るかもね。



もっとも、75歳で驚くのも今のうちかもしれない。

人生100年時代なんだから、「80歳まで働けます!」「90歳でもOK!」「100歳でもバリバリ!」なんて職場も現れるだろう。

ボーっとしているより、緊張感を持って働いた方が健康を維持できそうだから、日本人の平均寿命は延びる一方だ。


ただ、そうなると今度は、仕事場で寿命を迎える人も増えてくる。

孤独死ならぬ、職場死の時代だ。

頼んだ料理が遅くてピンポンを押したら、店長が出てきて、「今しがたホール担当が倒れて病院に運ばれたので、ご注文が通っておりませんでした」なんて言われたりして。

うーん、もう食事どころではないわ。


まあ考えてみれば、ファミレスだから物珍しく見えるのであって、ご高齢の店主が切り盛りしている飲食店なんて山ほどある。

以前このブログで紹介した「華龍」のおばちゃんなんか、一体いくつになったのか。

あのお店は、平成が終わり次の時代が来ても、昭和の香りを漂わせ続けてほしいなあ。



今般の入管法改正で外国人労働者が増えたとしても、急速に進行する人手不足に対しては、焼け石に水でしかない。

雇用上限を延長して働き手を確保しようとする動きは、外食産業のみならず、今後あらゆる業種に波及していくだろう。

もしも老いてお金に困るようなことになっても、働いて稼ぐという選択肢は残されるので、セミリタイア的にはいい流れなのかもしれない。

そのためには、脳と体と心が丈夫でないといかん。

私も、来年はついに50歳。

今まで以上に健康に留意した生活を心掛けて、いざという時に備えておかないと。

誰かに雇われて働くというのは、もっとも避けたい展開なので、そうならないのが一番なんだけどね。


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