昨日、ネット上である記事を読んだ。

「○○した人の末路」というタイトルで読む人を釣ろうとする、いわゆる「末路系記事」だ。

いつもは「どうせ大したこと書いてない」とスルーするのだが、昨日は映画の待ち時間につい読んでしまった。



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2018012201


定年後まで同じ会社に通う寂しい人生の末路
事実、定年選択制にした途端、高年労働者をいじめるがごとく、追い出すがごとく、肩書は剥奪する、大幅な賃金カットはする。法律で、希望者は65歳まで勤めることができるとなったから、経営者、社長はしかたなく、定年選択制を採用しているだけだ。そういう本音を理解すれば、いわゆる「ベテラン首切りを制度化」した定年制度を唯々諾々と受け入れていていいのか。「人間としての誇り」をもった者は受け入れることができるのか。人間として、実にみじめだ、寂しいことだとは言えないか。
(東洋経済オンライン 2018/7/17)

内容は東洋経済リンク先で読んでいただきたいのだが、以前このブログでも取り上げた、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」によく似ている。

「40代で働き方を選び直す」というアレだ。

レールから外れる生き方を選んだ私にすれば、「まあその通りだわ」という感じがする。

記事に寄せられたコメントも、賛否分かれてはいるものの、納得する意見の方が多いようだ。



しかし、これがYahoo!ニュースとなると、様相は変わってくる。

この記事はYahoo!ニュースにも転載されているのが、そちらのコメントを見ると、ほぼ炎上と言っていいくらい荒れているのだ。

「会社にしがみつかざるをえない」とか、「起業して成功する人なんてほんのわずか」とか、「給料もらえるだけマシ」とか、「定年まで働ける人は勝ち組」とか、「年金もらえるまでみんな働くしかない」とか、記事に反発する発言のオンパレード。

しかも、そういうコメントほど「そう思う」の赤ポチが殺到して、強烈な負のパワーの集合体と化している。

労働者を揶揄するようなタイトルと内容なので、反射的にカチンをきた人が多いのだろう。

今の会社を定年まで勤め上げ、定年後もできる限り会社に残りたいと望む多くの中年サラリーマンは、この記事に賛同なんかしないわね。

何も考えずがむしゃらにがんばってきた人生を、あっさり否定されてるようなもんだから。



でも、媒体によってここまでコメントのカラーが異なるのは、第三者の私から見るととても興味深い。

日本においては普通じゃない生き方を提言した記事に対して、自分のこととして前向きにとらえるのは東洋経済の読者の方で、後ろ向きで攻撃的なのはヤフコメの方、というのは一元的すぎるだろうか。

この記事に対する反応だけ見ると、そう考えざるをえないのだが。


まあ、人生に苦しんでいる人をあおる「末路」なんて表現を使うから、こういうことになるのかもしれないけどね。

それさえなければ、とてもいい記事なんだから。

この記事のラストには完全に賛同したので、最後にまた引用させていただきます。

人間、生まれるのも偶然、死ぬのも偶然。「偶然と偶然の間が人生」。それほどまでにままならないものならば、その「生きている間」くらいは「必然」にしたいと思うもの。自分の意志を貫き、自分で決める過ごし方をしたい。生き方をしたい。
もちろん、必然も往々にして偶然の結果であるが、せめて人生の後半は、自分の意志で、自分の道を決める心がけはもち続けたい。
そうやって、少しでも納得のいく人生を過ごすべきだと思う。後戻りできない一本道の人生だ。後悔しない人生にしようではないか。
(同上)


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