昨日、ある映画のリバイバル上映に行ってきた。

2006年のカーリング映画、「シムソンズ」だ。



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simsons


北海道常呂郡常呂町(現北海道北見市)の女子高校生が1998年長野冬季オリンピックカーリング競技男子日本代表選手の薦めでカーリングチームを結成し、紆余曲折を経て成長する青春映画。実在したカーリングチーム「シムソンズ」(2002年ソルトレイクシティ冬季オリンピックカーリング競技女子日本代表)をモデルとし、その来歴に題材を得て製作された。(Wikipediaより)

今年開催された平昌五輪で、私が唯一ブログで取り上げた女子カーリング

あの記事の中でもちょっとだけ触れたが、私、この映画大好きなのね。

劇場公開時、2回映画館に足を運び、通常版ではなく3枚組の「青春版」というDVDを購入して何度も鑑賞した。

映画のフォトブックまで買って読み込むという、熱の入れよう。

映画史上最高のガールズムービーであり、地元の人間が誇りに思える道産子ムービーなのだ。


本作の魅力を語り出したらキリがないので、まだ観ていない方は、かかっている劇場を探して今すぐ飛び込んでいただきたい。

それができなければ、レンタルでも配信でもなんでもいいので観ていただきたい。

観てもらえれば、その素晴らしさがわかってもらえると確信している。



そんな名作中の名作が、冬のオリンピックの盛り上がりを受けて、デジタルリマスター版が作られ再上映されたのだ。

「DVD持っているからいいや」なんて、あぐらをかいていていいわけがない。

1日1回1週間限定だというので、昨日のお昼、ディノスシネマズ札幌劇場に行ってきた。


火曜日を選んだのは、できるだけ混雑を避けたかったから。

土日は論外として、平日でも会員デーの月曜日、レディースデーの木曜日はそれなりに人が来る。

となると、最速で観られるのは火曜日しかなかった、というわけ。


では、なぜそこまで混雑を避けたかったのか。

それは…

泣いちゃうから。


もう何回も観ているんだけど、自分でも不思議なくらい毎回号泣しちゃう。

一度涙腺が決壊すると、その後はどんなセリフでも表情でも仕草でも、心の汗があふれ出してくる。

家で観る分には誰にも遠慮せずに顔面崩壊できるんだけど、さすがに公共の場では恥ずかしいし、周りにとっても迷惑だろう。

だから、観る日を選ばざるをえなかったのよ。



できれば小屋を独占したかったくらいなのだが、昨日の3番シアターの入りは私も含めて4人。

まあこれなら、よしとしようか。

ハンカチを準備して、いざ上映開始!


【シムソンズ 予告編】


今回も、シムソンズの面々がトラックの荷台に乗って、「わたしたちー、シムソンズー!」と声をあげる場面で、もうアウト。

細かく言えばその直前の場面、幌をあげるとブラシが用意してあって、それを「拾った」とうそぶく大泉洋のセリフから、もうハンカチ出動だったんだけど。

始まってまだ40分もたっていないというのに。


少ないとはいえ他の観客もいるので、鼻をすする音もはばかられ、涙と鼻水はただただ流れるまま。

終わってみればハンカチはぐっしょり。私の目は真っ赤。

そして、心地よい余韻。

ほかの3人が席を立つのを待って、最後に劇場をあとにしたのであった。



というわけで、最後に今日のタイトルをもう一度。

平日の閑散とした映画館で号泣できるのもセミリタイアのおかげ

なのでした。


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