今年の本屋大賞が発表され、昨日から今日にかけて一斉に報道された。

栄冠に輝いたのは、辻村深月の「かがみの孤城」

歴代最高得点を獲得しての、ダントツの受賞だ。



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2016041301


他のノミネート作品は、以下のとおり。(得点順)
  • 盤上の向日葵/柚月裕子
  • 屍人荘の殺人/今村昌弘
  • たゆたえども沈まず/原田マハ
  • AX アックス/伊坂幸太郎
  • 騙し絵の牙/塩田武士
  • 星の子/今村夏子
  • 崩れる脳を抱きしめて/知念実希人
  • 百貨の魔法/村山早紀
  • キラキラ共和国/小川糸

今年の大賞は下馬評どおりだったので、順当な結果だろう。

著者自身もこれで4年連続のノミネートだったし、「やっともらえた」という感じじゃないかな。

かがみの孤城
かがみの孤城辻村深月

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「これは読まなきゃ!」と図書館の予約状況を確認してみたら、出てきた順番はなんと…

820!

蔵書は13冊しかないので、2年以上待たなきゃ回ってこない計算になる。

すぐに買い増しして対応するだろうから、実際はもう少し早まるかもしれない。

しかし、本屋大賞効果で予約もさらに増えるので、結局借りられるのは数年後になるね。

うーん、この列に並ぶのはやめだな。

最近頼りまくっている別ルートを探ってみることにしようっと。



ここで毎年恒例、本屋大賞受賞作の読了状況チェックを行いたい。

○ 第1回(2004年) 博士の愛した数式/小川洋子
△ 第2回(2005年) 夜のピクニック/恩田陸
△ 第3回(2006年) 東京タワー/リリー・フランキー
△ 第4回(2007年) 一瞬の風になれ/佐藤多佳子
○ 第5回(2008年) ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
○ 第6回(2009年) 告白/湊かなえ
○ 第7回(2010年) 天地明察/冲方丁
○ 第8回(2011年) 謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
○ 第9回(2012年) 舟を編む/三浦しをん
○ 第10回(2013年) 海賊とよばれた男/百田尚樹
○ 第11回(2014年) 村上海賊の娘/和田竜
× 第12回(2015年) 鹿の王/上橋菜穂子
○ 第13回(2016年) 羊と鋼の森/宮下奈都
○ 第14回(2017年) 密蜂と遠雷/恩田陸
× 第15回(2018年) かがみの孤城/辻村深月

(○は読了、△は積ん読、×は未読(持っていない))

読了率は66%(昨年は57%)だ。

昨年の本屋大賞発表以後、「羊と鋼の森」と「蜜蜂と遠雷」を読んだので、積ん読・未読は1増2減で5冊となった。

直近の大賞受賞作を2冊読めたのが、この1年間の収穫だ。



最近は、大賞以外の作品にも食指が伸びるようになった。

昨年の4月以降読んだ2位以下の作品は、以下のとおり。
  • 第4回…「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」(2位)
  • 第9回…「ユリゴコロ/沼田まほかる」(6位)
  • 第10回…「百年法/山田宗樹」(9位)
  • 第11回…「さようなら、オレンジ/岩城けい」(4位)
  • 第12回…「土漠の花/月村了衛」(5位)
  • 第13回…「王とサーカス/米澤穂信」(6位)、「教団X/中村文則」(10位)
  • 第14回…「コンビニ人間/村田沙耶香」(9位)、「コーヒーが冷めないうちに/川口俊和」(10位)
  • 第15回…「AX アックス/伊坂幸太郎」(5位)

大賞受賞作も含めると、この1年で12冊も読んだことになる。

なかには「???」なのもあるけど、さすがノミネートされるだけのことはある良作・力作ぞろいだった。

この流れを加速して、今後は大賞のみならず、ノミネートされた全作を読破できたらいいな。

これも、読書時間を確保できるセミリタイアの特権だからね。


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