映画のエンドロールが終わるまで観る人って、昔はそんなにいなかった気がする。
しかし最近は、館内が明るくなるまで座っている人が明らかに増えた。
私は昔から最後まで観る派だったので、この傾向はうれしい限り。
だから、こんな記事にはちょっと敏感になってしまうのだ。
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劇中であろうとエンドロールであろうと、まだ上映が続いている暗い館内でスマホをつけるのは、迷惑以外の何物でもない。
そういう人には軽蔑しか感じないのだが、想像するに、「はー長かったー。やっと終わったー。さ、スマホスマホ」っていう頭なんだろう。
そんな輩に「エンドロールまでが映画だ!」なんて説教しても、反省して行動を改めたりなんてしないに決まっている。
そこで、私のエンドロールの楽しみ方を紹介して、「そんな人もいるなら、ちょっと我慢しようか」と自粛してくれることを期待してみたい。
英語のエンドロールを観て瞬時に理解できるほど、私の能力は高くない。
なので、私が注目する部分は、いつも決まっている。
ひとつは、キャストだ。
これだけ映画を観ていても、出演者の名前が思い浮かばないことはよくある。
どの映画でも、「あの人の名前何だっけ?」という俳優がひとりやふたりはいるので、それをエンドロールで確認するのだ。
カメオ出演の有名俳優や、チョイ役で出ているスタッフなどの名前を見つけるのも楽しい。
"Himself"とあれば、「あれ、本人だったんだ」ということもわかる。
最近驚いたのは、イーストウッド監督の最新作、「15時17分、パリ行き」。
何の前知識もなく観たのだが、実はとんでもない映画だということにラストシーンで気づかされて、エンドロールでそれを確認したのだ。
エンドロールがなかったら、ちょっとモヤモヤしたまま劇場を出るハメになっただろう。
もうひとつは、"Special thanks"、いわゆる謝辞だ。
エンドロールが終わるあたりで流れるこの部分は、監督やプロデューサーが特別に感謝したい人を列挙している。
会社や組織名、無名の個人がほとんどなのだが、ときどき意外な人の名前を見つけるとうれしくなってしまう。
最近では、「シェイプ・オブ・ウォーター」の"Special thanks"が面白かった。
ジェイムズ・キャメロンを筆頭に、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥやアルフォンゾ・キュアロンやコーエン兄弟など、大物監督が名を連ねていたのだ。
彼らがどんな風にこの映画に関わったのか、考えるだけでなんだか楽しくなってくる。
知られざる業界人のつながりを、こんなところで知ることができるのよね。
その他、劇中に使われた曲のタイトルや、VFXを担当した会社名なんかを眺めていると、エンドロールなんてあっという間に終わってしまう。
エンドロールは、映画を深く知るための情報の宝庫なのだ。
エンドロールの楽しみ方はあと2つあるのだが、もうすでに十分長くなったので、「私のエンドロールの楽しみ方 PART2」で書くことにしたい。
映画のこととなると、ついいろいろ書きたくなっちゃって困りますな。
しかし最近は、館内が明るくなるまで座っている人が明らかに増えた。
私は昔から最後まで観る派だったので、この傾向はうれしい限り。
だから、こんな記事にはちょっと敏感になってしまうのだ。
「名作を台無しにしないで」映画上映中のスマホ使用に関するイラストに共感集まる 「エンドロールはOK」の声も
映画館では、スマホの弱い光でも目立ってしまうため、上映中にスマートフォンを見る行為はマナー違反とされています。このツイートはスマホの光が目立ってしまう様子を描き、「映画館でスマホ見るのやめてください」「エンドロール中に『あぁ、いい2時間を過ごせたな』っていう余韻に浸りたいのに台無しになる」とマナーを守ることを呼びかけるものでした。
(ねとらぼ 2018/3/7)
劇中であろうとエンドロールであろうと、まだ上映が続いている暗い館内でスマホをつけるのは、迷惑以外の何物でもない。
そういう人には軽蔑しか感じないのだが、想像するに、「はー長かったー。やっと終わったー。さ、スマホスマホ」っていう頭なんだろう。
そんな輩に「エンドロールまでが映画だ!」なんて説教しても、反省して行動を改めたりなんてしないに決まっている。
そこで、私のエンドロールの楽しみ方を紹介して、「そんな人もいるなら、ちょっと我慢しようか」と自粛してくれることを期待してみたい。
楽しみ方その1 エンドロールそのものを楽しむ
英語のエンドロールを観て瞬時に理解できるほど、私の能力は高くない。
なので、私が注目する部分は、いつも決まっている。
ひとつは、キャストだ。
これだけ映画を観ていても、出演者の名前が思い浮かばないことはよくある。
どの映画でも、「あの人の名前何だっけ?」という俳優がひとりやふたりはいるので、それをエンドロールで確認するのだ。
カメオ出演の有名俳優や、チョイ役で出ているスタッフなどの名前を見つけるのも楽しい。
"Himself"とあれば、「あれ、本人だったんだ」ということもわかる。
最近驚いたのは、イーストウッド監督の最新作、「15時17分、パリ行き」。
何の前知識もなく観たのだが、実はとんでもない映画だということにラストシーンで気づかされて、エンドロールでそれを確認したのだ。
エンドロールがなかったら、ちょっとモヤモヤしたまま劇場を出るハメになっただろう。
もうひとつは、"Special thanks"、いわゆる謝辞だ。
エンドロールが終わるあたりで流れるこの部分は、監督やプロデューサーが特別に感謝したい人を列挙している。
会社や組織名、無名の個人がほとんどなのだが、ときどき意外な人の名前を見つけるとうれしくなってしまう。
最近では、「シェイプ・オブ・ウォーター」の"Special thanks"が面白かった。
ジェイムズ・キャメロンを筆頭に、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥやアルフォンゾ・キュアロンやコーエン兄弟など、大物監督が名を連ねていたのだ。
彼らがどんな風にこの映画に関わったのか、考えるだけでなんだか楽しくなってくる。
知られざる業界人のつながりを、こんなところで知ることができるのよね。
その他、劇中に使われた曲のタイトルや、VFXを担当した会社名なんかを眺めていると、エンドロールなんてあっという間に終わってしまう。
エンドロールは、映画を深く知るための情報の宝庫なのだ。
エンドロールの楽しみ方はあと2つあるのだが、もうすでに十分長くなったので、「私のエンドロールの楽しみ方 PART2」で書くことにしたい。
映画のこととなると、ついいろいろ書きたくなっちゃって困りますな。
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