3年前の今ごろ、私はまだギリギリ現役会社員だった。

セミリタイアを目前にして、ちょっと(かなり?)浮かれていたっけ。



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2017102401


【セミリタイア直前記事】

こうやってブログに残しておくと、まるで昨日のことのように蘇るね。

何もしていなかったら、きっと記憶も風化していたことだろう。



脳内シミュレーションから始めて、10年かけて実行に移した私のセミリタイア計画。

しかし、もしかしたら、さらに数年先延ばしになっていたかもしれなかった。

その要因となるのは、職場の雰囲気だ。



転勤族の私にとって、12番目の職場が最後。

その直前の11番目の職場は、仕事の自由度も高く、仲間にも恵まれていて、私の会社人生の中でも一、二を争う快適さだった。

その時も、セミリタイアのことは真剣に考えていたのだが、実行に移す段階ではなかった。

そして、次の勤務地への異動を命じられたとき、「これを最後の転勤にしよう」と心に誓ったのだ。


その時、一緒に考えたのが、「今度もまたいい職場だったら…」という可能性だった。

雰囲気のいい職場なんて、普通なら歓迎されるべきこと。

しかし、すでにそれを経験していた私は、「次もそうだったら、セミリタイアしたくなくなっちゃう」と思ったのだ。


次の職場がイヤじゃなかったら、そのまま働いてセミリタイア資金を増やして、将来を安泰にするのも悪くはない。

もしそうなら、もうちょっとがんばって、セミリタイアはそのまた先の転勤後でもいいかな、と。

だから、私のセミリタイアは、次の職場の良し悪しにかかっていた、というわけ。



そううまい話は転がっていないもので、12番目の職場は、上司はきつい、仕事もきつい、仲間にも恵まれないと、見事に三拍子そろったブラックな環境だった。

1ヶ月働いて思ったね。

「ここで絶対セミリタイアしてやる!」

と。


今思えば、あんなひどい職場だったからこそ、今のセミリタイア生活があるのよね。

あれこそ、セミリタイア向きの職場だったと言えそうだ。

感謝こそしないけど、あれはあれで、私の人生にとってはよかった。

人を成長させたり、一歩踏み出させたりするのは、まさに逆境なんだね。


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