3年前の今ごろ、私はまだギリギリ現役会社員だった。
セミリタイアを目前にして、ちょっと(かなり?)浮かれていたっけ。
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【セミリタイア直前記事】
こうやってブログに残しておくと、まるで昨日のことのように蘇るね。
何もしていなかったら、きっと記憶も風化していたことだろう。
脳内シミュレーションから始めて、10年かけて実行に移した私のセミリタイア計画。
しかし、もしかしたら、さらに数年先延ばしになっていたかもしれなかった。
その要因となるのは、職場の雰囲気だ。
転勤族の私にとって、12番目の職場が最後。
その直前の11番目の職場は、仕事の自由度も高く、仲間にも恵まれていて、私の会社人生の中でも一、二を争う快適さだった。
その時も、セミリタイアのことは真剣に考えていたのだが、実行に移す段階ではなかった。
そして、次の勤務地への異動を命じられたとき、「これを最後の転勤にしよう」と心に誓ったのだ。
その時、一緒に考えたのが、「今度もまたいい職場だったら…」という可能性だった。
雰囲気のいい職場なんて、普通なら歓迎されるべきこと。
しかし、すでにそれを経験していた私は、「次もそうだったら、セミリタイアしたくなくなっちゃう」と思ったのだ。
次の職場がイヤじゃなかったら、そのまま働いてセミリタイア資金を増やして、将来を安泰にするのも悪くはない。
もしそうなら、もうちょっとがんばって、セミリタイアはそのまた先の転勤後でもいいかな、と。
だから、私のセミリタイアは、次の職場の良し悪しにかかっていた、というわけ。
そううまい話は転がっていないもので、12番目の職場は、上司はきつい、仕事もきつい、仲間にも恵まれないと、見事に三拍子そろったブラックな環境だった。
1ヶ月働いて思ったね。
「ここで絶対セミリタイアしてやる!」
と。
今思えば、あんなひどい職場だったからこそ、今のセミリタイア生活があるのよね。
あれこそ、セミリタイア向きの職場だったと言えそうだ。
感謝こそしないけど、あれはあれで、私の人生にとってはよかった。
人を成長させたり、一歩踏み出させたりするのは、まさに逆境なんだね。
セミリタイアを目前にして、ちょっと(かなり?)浮かれていたっけ。
【セミリタイア直前記事】
- 「ついに退社が発表された」(2014/10/3)
- 「セミリタイアまでのカウントダウン~あと20日」(2014/10/11)
- 「送別会を辞退した」(2014/10/11)
- 「引き継ぎのやり方を変えてみた」(2014/10/15)
- 「こんな会社、辞めてやる!」(2014/10/20)
- 「セミリタイアまでのカウントダウン~あと10日」(2014/10/21)
- 「退職の連絡はどこまで?」(2014/10/21)
- 「セミリタイア前の最後の週末」(2014/10/25)
- 「サラリーマン最後の1週間」(2014/10/27)
- 「退職に関するいくつかの必要な手続き」(2014/10/30)
- 「『退社メール』を一斉送信したら…」(2014/10/30)
- 「今日が最後の出勤日」(2014/10/31)
こうやってブログに残しておくと、まるで昨日のことのように蘇るね。
何もしていなかったら、きっと記憶も風化していたことだろう。
脳内シミュレーションから始めて、10年かけて実行に移した私のセミリタイア計画。
しかし、もしかしたら、さらに数年先延ばしになっていたかもしれなかった。
その要因となるのは、職場の雰囲気だ。
転勤族の私にとって、12番目の職場が最後。
その直前の11番目の職場は、仕事の自由度も高く、仲間にも恵まれていて、私の会社人生の中でも一、二を争う快適さだった。
その時も、セミリタイアのことは真剣に考えていたのだが、実行に移す段階ではなかった。
そして、次の勤務地への異動を命じられたとき、「これを最後の転勤にしよう」と心に誓ったのだ。
その時、一緒に考えたのが、「今度もまたいい職場だったら…」という可能性だった。
雰囲気のいい職場なんて、普通なら歓迎されるべきこと。
しかし、すでにそれを経験していた私は、「次もそうだったら、セミリタイアしたくなくなっちゃう」と思ったのだ。
次の職場がイヤじゃなかったら、そのまま働いてセミリタイア資金を増やして、将来を安泰にするのも悪くはない。
もしそうなら、もうちょっとがんばって、セミリタイアはそのまた先の転勤後でもいいかな、と。
だから、私のセミリタイアは、次の職場の良し悪しにかかっていた、というわけ。
そううまい話は転がっていないもので、12番目の職場は、上司はきつい、仕事もきつい、仲間にも恵まれないと、見事に三拍子そろったブラックな環境だった。
1ヶ月働いて思ったね。
「ここで絶対セミリタイアしてやる!」
と。
今思えば、あんなひどい職場だったからこそ、今のセミリタイア生活があるのよね。
あれこそ、セミリタイア向きの職場だったと言えそうだ。
感謝こそしないけど、あれはあれで、私の人生にとってはよかった。
人を成長させたり、一歩踏み出させたりするのは、まさに逆境なんだね。
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ものすごく共感しました。私もあと5年でリタイアしようと思っているのですが、そのときの職場の雰囲気や環境が良かったら次の異動までは働いてもいいかなと考えています。
やっぱり、仕事の環境ってセミリタイアの決断に影響を与えますよね。
納得できる記事、ありがとうございました。