(「ちょっと迷惑な大人たちへの対応~ラーメン屋編」からの続き)
街で出くわした迷惑な人への対応をつづるシリーズの第3弾。
今回は、先月受けた「とくとく健診」の会場で見かけたおじさんについて。
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平日の午後だったので、まわりはほとんどがシニア層。
40代の男性は私だけだったのだが、ちょっと上の50代と思しきおじさんがひとり、健診を受けていた。
この人が、ちょっとアレな人だったのだ。
その頭角を現したのは最初の受付で、私はそのおじさんの数人あとにならんでいた。
受付は2人ずつできるようになっていて、ひとり1~2分で終わる簡単なものだ。
しかし、そのおじさんの受付だけ異常に長かった。
担当者の注意事項にいちいち質問をして、そこから長考に入り、さらに質問をして、さらに考えて…を繰り返していたのだ。
なので、機能している受付は残りのひとつだけ。
後ろに並んでいる人は、おじさんの背中を見ながら、みんなイライラしていた。
結局、そのおじさんだけで10分以上受付を独占。
次は私の番、となったときにやっと終わってくれて、私はおじさんのあとに座った。
受付の人、心なしか疲れて見えたなあ。
かわいそうだったので、私は質問ひとつせず、すぐに手続きを終えました。
受付が近くなってしまったせいで、その後の検査はすべて、このおじさんの後塵を拝することに。
次の面倒を見かけたのは、尿検査のコーナー。
私が採取用のカップをもらおうと並ぶと、おじさんが担当の看護師さんに文句をつけていたのだ。
どうやら直前に用を済ませしまったらしく、「尿が出ない」と言ったところ、「少しでもいいのでがんばって出せませんか?」と言われて、逆上したみたい。
出ないものは出ないだろうし、担当の人もパスしちゃえばいいのにと思ったけど、そもそも健診前に尿を出しきってしまう方に問題がある。
自分が悪いのを棚に上げて、逆切れしている中年の姿は、本当にみっともないね。
結局、尿採取を無理やり後回しにさせて、この件は落着した。
それまでずっと後ろで待たされていた私は、コップをもらうとすぐに出すものを出して、担当の人に渡したのでした。
次に「この人面倒くさい」と思ったのは、採血のコーナー。
どうやら大の注射嫌いらしく、看護師さん相手に「注射怖いんですよねー。イヤなんですよねー」と、延々訴えていたのだ。
注射嫌いなのは仕方ないにしても、いい年した大人なんだから我慢すればいいのに。
私はそう思ったけど、やさしい看護師さんは、「そうですかー。がんばって我慢してくださいねー。痛くないようにしますからねー」と、子供を相手にするように中年男をなだめていた。
するとこのおじさん、ますます調子にのって、「でもイヤなんですよー。怖いんですよー。注射嫌いなんですよー」と、いつまでもループを続ける。
大変な職業だね、ナースって。
そのあとに採血された私は、献血マニアの名に恥じぬよう、さっと右腕を出して、さっと血管も浮かせて、さっと終わらせたのでした。
最後は、眼底検査と心電図のコーナー。
眼底検査を終えた人から心電図検査を受ける流れで、私が行くと、あのおじさんが眼底検査の最中だった。
心電図の方は次の検査待ち状態だったのだが、「次の心電図はこちらの方なので、もうちょっと待ってください」と看護師さんに言われ、素直に待つことに。
ところが、おじさんの眼底検査が、また長い。
どうやっても目をつぶってしまうらしく、何度も撮り直しが続いたのだ。
「この間に心電図検査してほしいなあ」と思ったのだが、このおじさんがからんでいるので、事を大きくしない方がいいと判断。
しばらく待たされたあと、おじさんを見送って、眼底検査を受けたのでした。
私も1回撮り直しが発生したので、これについては、あまり人のことは言えないかな。
今回は、結構我慢はさせられたけど、直接的な迷惑を被ったわけではなく、特別な対応というほどのものはない。
ちょっとデリケートなものも感じたので、もしかしたら、そういう病気なのかもしれないし。
私にできるのは、あの人を反面教師にして、ああいう風にならないように気をつけることぐらいかな。
以上が、「ちょっと迷惑な大人たちへの対応」3部作でした。
ご清聴ありがとうございました。
街で出くわした迷惑な人への対応をつづるシリーズの第3弾。
今回は、先月受けた「とくとく健診」の会場で見かけたおじさんについて。
平日の午後だったので、まわりはほとんどがシニア層。
40代の男性は私だけだったのだが、ちょっと上の50代と思しきおじさんがひとり、健診を受けていた。
この人が、ちょっとアレな人だったのだ。
その頭角を現したのは最初の受付で、私はそのおじさんの数人あとにならんでいた。
受付は2人ずつできるようになっていて、ひとり1~2分で終わる簡単なものだ。
しかし、そのおじさんの受付だけ異常に長かった。
担当者の注意事項にいちいち質問をして、そこから長考に入り、さらに質問をして、さらに考えて…を繰り返していたのだ。
なので、機能している受付は残りのひとつだけ。
後ろに並んでいる人は、おじさんの背中を見ながら、みんなイライラしていた。
結局、そのおじさんだけで10分以上受付を独占。
次は私の番、となったときにやっと終わってくれて、私はおじさんのあとに座った。
受付の人、心なしか疲れて見えたなあ。
かわいそうだったので、私は質問ひとつせず、すぐに手続きを終えました。
受付が近くなってしまったせいで、その後の検査はすべて、このおじさんの後塵を拝することに。
次の面倒を見かけたのは、尿検査のコーナー。
私が採取用のカップをもらおうと並ぶと、おじさんが担当の看護師さんに文句をつけていたのだ。
どうやら直前に用を済ませしまったらしく、「尿が出ない」と言ったところ、「少しでもいいのでがんばって出せませんか?」と言われて、逆上したみたい。
出ないものは出ないだろうし、担当の人もパスしちゃえばいいのにと思ったけど、そもそも健診前に尿を出しきってしまう方に問題がある。
自分が悪いのを棚に上げて、逆切れしている中年の姿は、本当にみっともないね。
結局、尿採取を無理やり後回しにさせて、この件は落着した。
それまでずっと後ろで待たされていた私は、コップをもらうとすぐに出すものを出して、担当の人に渡したのでした。
次に「この人面倒くさい」と思ったのは、採血のコーナー。
どうやら大の注射嫌いらしく、看護師さん相手に「注射怖いんですよねー。イヤなんですよねー」と、延々訴えていたのだ。
注射嫌いなのは仕方ないにしても、いい年した大人なんだから我慢すればいいのに。
私はそう思ったけど、やさしい看護師さんは、「そうですかー。がんばって我慢してくださいねー。痛くないようにしますからねー」と、子供を相手にするように中年男をなだめていた。
するとこのおじさん、ますます調子にのって、「でもイヤなんですよー。怖いんですよー。注射嫌いなんですよー」と、いつまでもループを続ける。
大変な職業だね、ナースって。
そのあとに採血された私は、献血マニアの名に恥じぬよう、さっと右腕を出して、さっと血管も浮かせて、さっと終わらせたのでした。
最後は、眼底検査と心電図のコーナー。
眼底検査を終えた人から心電図検査を受ける流れで、私が行くと、あのおじさんが眼底検査の最中だった。
心電図の方は次の検査待ち状態だったのだが、「次の心電図はこちらの方なので、もうちょっと待ってください」と看護師さんに言われ、素直に待つことに。
ところが、おじさんの眼底検査が、また長い。
どうやっても目をつぶってしまうらしく、何度も撮り直しが続いたのだ。
「この間に心電図検査してほしいなあ」と思ったのだが、このおじさんがからんでいるので、事を大きくしない方がいいと判断。
しばらく待たされたあと、おじさんを見送って、眼底検査を受けたのでした。
私も1回撮り直しが発生したので、これについては、あまり人のことは言えないかな。
今回は、結構我慢はさせられたけど、直接的な迷惑を被ったわけではなく、特別な対応というほどのものはない。
ちょっとデリケートなものも感じたので、もしかしたら、そういう病気なのかもしれないし。
私にできるのは、あの人を反面教師にして、ああいう風にならないように気をつけることぐらいかな。
以上が、「ちょっと迷惑な大人たちへの対応」3部作でした。
ご清聴ありがとうございました。
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