(「ちょっと迷惑な大人たちへの対応~ラーメン屋編」からの続き)

街で出くわした迷惑な人への対応をつづるシリーズの第3弾。

今回は、先月受けた「とくとく健診」の会場で見かけたおじさんについて。



【スポンサード リンク】


2017083001


平日の午後だったので、まわりはほとんどがシニア層。

40代の男性は私だけだったのだが、ちょっと上の50代と思しきおじさんがひとり、健診を受けていた。

この人が、ちょっとアレな人だったのだ。



その頭角を現したのは最初の受付で、私はそのおじさんの数人あとにならんでいた。

受付は2人ずつできるようになっていて、ひとり1~2分で終わる簡単なものだ。

しかし、そのおじさんの受付だけ異常に長かった。

担当者の注意事項にいちいち質問をして、そこから長考に入り、さらに質問をして、さらに考えて…を繰り返していたのだ。

なので、機能している受付は残りのひとつだけ。

後ろに並んでいる人は、おじさんの背中を見ながら、みんなイライラしていた。

結局、そのおじさんだけで10分以上受付を独占。

次は私の番、となったときにやっと終わってくれて、私はおじさんのあとに座った。

受付の人、心なしか疲れて見えたなあ。

かわいそうだったので、私は質問ひとつせず、すぐに手続きを終えました。



受付が近くなってしまったせいで、その後の検査はすべて、このおじさんの後塵を拝することに。

次の面倒を見かけたのは、尿検査のコーナー。

私が採取用のカップをもらおうと並ぶと、おじさんが担当の看護師さんに文句をつけていたのだ。

どうやら直前に用を済ませしまったらしく、「尿が出ない」と言ったところ、「少しでもいいのでがんばって出せませんか?」と言われて、逆上したみたい。

出ないものは出ないだろうし、担当の人もパスしちゃえばいいのにと思ったけど、そもそも健診前に尿を出しきってしまう方に問題がある。

自分が悪いのを棚に上げて、逆切れしている中年の姿は、本当にみっともないね。

結局、尿採取を無理やり後回しにさせて、この件は落着した。

それまでずっと後ろで待たされていた私は、コップをもらうとすぐに出すものを出して、担当の人に渡したのでした。



次に「この人面倒くさい」と思ったのは、採血のコーナー。

どうやら大の注射嫌いらしく、看護師さん相手に「注射怖いんですよねー。イヤなんですよねー」と、延々訴えていたのだ。

注射嫌いなのは仕方ないにしても、いい年した大人なんだから我慢すればいいのに。

私はそう思ったけど、やさしい看護師さんは、「そうですかー。がんばって我慢してくださいねー。痛くないようにしますからねー」と、子供を相手にするように中年男をなだめていた。

するとこのおじさん、ますます調子にのって、「でもイヤなんですよー。怖いんですよー。注射嫌いなんですよー」と、いつまでもループを続ける。

大変な職業だね、ナースって。

そのあとに採血された私は、献血マニアの名に恥じぬよう、さっと右腕を出して、さっと血管も浮かせて、さっと終わらせたのでした。



最後は、眼底検査と心電図のコーナー。

眼底検査を終えた人から心電図検査を受ける流れで、私が行くと、あのおじさんが眼底検査の最中だった。

心電図の方は次の検査待ち状態だったのだが、「次の心電図はこちらの方なので、もうちょっと待ってください」と看護師さんに言われ、素直に待つことに。

ところが、おじさんの眼底検査が、また長い。

どうやっても目をつぶってしまうらしく、何度も撮り直しが続いたのだ。

「この間に心電図検査してほしいなあ」と思ったのだが、このおじさんがからんでいるので、事を大きくしない方がいいと判断。

しばらく待たされたあと、おじさんを見送って、眼底検査を受けたのでした。

私も1回撮り直しが発生したので、これについては、あまり人のことは言えないかな。



今回は、結構我慢はさせられたけど、直接的な迷惑を被ったわけではなく、特別な対応というほどのものはない。

ちょっとデリケートなものも感じたので、もしかしたら、そういう病気なのかもしれないし。

私にできるのは、あの人を反面教師にして、ああいう風にならないように気をつけることぐらいかな。



以上が、「ちょっと迷惑な大人たちへの対応」3部作でした。

ご清聴ありがとうございました。


他人を平気で振り回す迷惑な人たち (SB新書)
他人を平気で振り回す迷惑な人たち (SB新書)片田 珠美

Amazonで詳しく見る

↓↓↓↓↓ランキング参加中↓↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村

人気ブログランキング