昨日、札幌地方裁判所に赴き、今年初めて裁判員裁判を傍聴してきた。

去年の5月以来、実に10ヶ月ぶりだ。

今回の罪状は、傷害致死および死体遺棄



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昨年1月の事件の概要はこちら。

死体遺棄容疑で男2人逮捕 北海道・小樽
北海道警小樽署は27日、死体遺棄の疑いで小樽市新光、土木建設会社経営菅原忠広容疑者(56)と従業員の小樽市新光、相川弘美容疑者(56)を逮捕した。
逮捕容疑は1月中旬ごろ、菅原容疑者の会社の従業員佐藤勝利さん(50)の遺体をブルーシートで包むなどし、菅原容疑者宅の車庫に遺棄した疑い。2人は容疑を認めている。
道警によると、2人は佐藤さんへの暴行もほのめかし、車庫からは凶器とみられる物も見つかっており、傷害致死のほか殺人容疑も視野に詳しい状況を調べている。
(千葉日報 2016/1/27)

道警はこの後、2人を殺人の容疑で再逮捕していたんだけど、立件はできなかったみたいね。



今回の裁判員は、男女4名ずつの計8名で、老若男女バランスよく分かれていた。

裁判長も、ここでよくお見かけする顔だ。

検察側が3人、弁護側が4人と、双方いつになく大所帯なのが目を引く。

それもそのはず、今回の裁判では、被告2人を一度に審理しようとしているのだ。

こういうケースは初めてだわ。



最初の公訴事実で、被告両名ともに起訴内容を認めたので、争点は量刑ということになる。

その後の審理は、かなり驚きの展開だった。

いつもなら、【検察VS弁護人】というシンプルな構図なのだが、今回は被告が2人いるので、弁護側の4人も実は2人ずつ2組に分かれている。

同じ弁護側でも、この2組で思惑が異なるのだ。

傷害致死なので、被害者を死に至らしめた度合いの強い方が、罪が重くなる可能性が高い。

依頼人の利益を追求しようとすると、もう一方の被告の不利になったりする。

ともすれば、被告同士で罪のなすり合いになってしまうのだ。

弁護人が弁護人に「異議あり!」なんて、初めて聞いたわ。



午前は、冒頭陳述と検察による証拠説明、午後は、被告両名への質問と、解剖を担当した医師の証人喚問があった。

裁判員裁判傍聴~DV殺人を裁く(1日目)」でも証言していた先生だったが、司法解剖の結果が量刑の判断に直結するので、検察・弁護人双方から質問が連発し、ずいぶんと長いこと証言台に座らされていた。

解剖そのものも大変な仕事だけど、こうやって出廷してあれこれ訊かれるのも、相当なストレスだろうなー。

本当にお疲れ様でした。



15:30の予定が40分もオーバーして、1日目の審理は16:10に終了。

なかなかヘビーな初日であった。

公判中なので詳細は控えるが、起訴内容を認めているにも関わらず、審理に5日もかけるあたり、かなり複雑な裁判になりそうだ。

私の意見陳述は、27日の判決後に明らかにしたい。


→→→「裁判員裁判傍聴~社内傷害致死・死体遺棄事件を裁く(2日目)」に続く。



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