観た映画をレビューする記事の第64弾。
今回も、最近観た
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直木賞候補となった貫井徳郎の原作を、妻夫木聡主演で映画化したミステリー。
未解決のまま1年が過ぎた一家惨殺事件の真相を追って、週刊誌記者の田中が関係者に取材を重ねていく。
原作が叙述ミステリーなので、映像化するのは大変だろうと思ったが、まさか話の肝になる部分を初めからバラしてしまうとは。
中盤のある重要な展開も、原作の技巧的な流れを無視していて、映画の処理としては妥当かもしれないけど、これなら映画にしない方がいいとさえ感じた。
原作を読まずに観れば、それなりの衝撃を受けるとは思うが、私はオススメしません。先に原作を。
アヴォリアッツファンタスティック映画祭で、あの「ロボコップ」を抑えてグランプリを獲得した、B級アクションホラーSF不朽の傑作。
善良な市民が凶悪な犯罪者に豹変する事件が相次ぎ、ロス市警のベックはFBIのギャラガーとともに、真相を追う。
公開から30年近くたつけど、ストーリーの斬新さ、アクションの派手さ、バディムービーとしての面白さ、どれを取ってもまったく色あせていない。
リンチ作品で注目されていたカイル・マクラクランの、ちょっと人間離れした雰囲気も、本作の役柄にぴったりだ。
凶悪化する人々の中では、ストリッパー役のクローディア・クリスチャンが、いろんな意味で印象的だった。
テレビムービーとして製作された、名作B級アクションホラーSFの続編。
前作から15年後という設定で、ベック刑事の娘が主役となり、復活を果たした連中と対決する。
ひどい出来だと聞いてはいたけど、このひどさは私の想像をはるかに超えていた。
冒頭10分は前作のクライマックスをただただ垂れ流すという荒技に始まり、その後は緊迫感ゼロのダラダラした展開が続く。
この話はなかったことにして、ストーリーを練り直して、今の技術でもう1回続編を作ってほしいわ。
ディズニーがピクサーの手を借りずに、初めて単独で製作したフルCGアニメ。
ニワトリ少年のチキン・リトルは、ある日「空が落ちてきた」と騒ぎ立て、街中の信頼を失う。
この「空のかけら」落下事件が、映画後半の重要な布石となっており、チキン・リトルの信用復活を賭けた重要な戦いにつながっていく。
主人公やその仲間たちがかわいかったり、教訓っぽいものがあったりして、まさに子供向けディズニーアニメといった感じ。
チキン・リトルのキャラがうざすぎて、大人の私の鑑賞には耐えられませんでした。あしからず。
小林旭が主演した「渡り鳥」シリーズの、記念すべき第1作。
函館に流れ着いた元刑事・滝伸次は、地元の地上げ屋の右腕となって働くも、あこぎな実態を知って反旗を翻す。
当時二十歳の小林旭は、若々しさと大胆さにあふれていたが、若すぎて元刑事という設定にはちょっと無理があるかも。
ダンディすぎる殺し屋ジョージを演じた宍戸錠は、小林に比べるとシブさが際立っていたけど、あれでまだ25歳だったことに驚く。
そして、瞳クリックリな浅丘ルリ子は、リアルタイムならファンになったであろう超絶美少女ぶりだった。
この5本を加えると、今年観た映画は44本になった。
目標の240本まで、あと196本だ!
今回も、最近観た
- 愚行録(2016)
- ヒドゥン(1987)
- ヒドゥン2(1993)
- チキン・リトル(2010)
- ギターを持った渡り鳥(1959)
<劇場で鑑賞>
愚行録(2016)
直木賞候補となった貫井徳郎の原作を、妻夫木聡主演で映画化したミステリー。
未解決のまま1年が過ぎた一家惨殺事件の真相を追って、週刊誌記者の田中が関係者に取材を重ねていく。
原作が叙述ミステリーなので、映像化するのは大変だろうと思ったが、まさか話の肝になる部分を初めからバラしてしまうとは。
中盤のある重要な展開も、原作の技巧的な流れを無視していて、映画の処理としては妥当かもしれないけど、これなら映画にしない方がいいとさえ感じた。
原作を読まずに観れば、それなりの衝撃を受けるとは思うが、私はオススメしません。先に原作を。
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<自宅で鑑賞>
ヒドゥン(1987)
アヴォリアッツファンタスティック映画祭で、あの「ロボコップ」を抑えてグランプリを獲得した、B級アクションホラーSF不朽の傑作。
善良な市民が凶悪な犯罪者に豹変する事件が相次ぎ、ロス市警のベックはFBIのギャラガーとともに、真相を追う。
公開から30年近くたつけど、ストーリーの斬新さ、アクションの派手さ、バディムービーとしての面白さ、どれを取ってもまったく色あせていない。
リンチ作品で注目されていたカイル・マクラクランの、ちょっと人間離れした雰囲気も、本作の役柄にぴったりだ。
凶悪化する人々の中では、ストリッパー役のクローディア・クリスチャンが、いろんな意味で印象的だった。
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ヒドゥン2(1993)
テレビムービーとして製作された、名作B級アクションホラーSFの続編。
前作から15年後という設定で、ベック刑事の娘が主役となり、復活を果たした連中と対決する。
ひどい出来だと聞いてはいたけど、このひどさは私の想像をはるかに超えていた。
冒頭10分は前作のクライマックスをただただ垂れ流すという荒技に始まり、その後は緊迫感ゼロのダラダラした展開が続く。
この話はなかったことにして、ストーリーを練り直して、今の技術でもう1回続編を作ってほしいわ。
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チキン・リトル(2010)
ディズニーがピクサーの手を借りずに、初めて単独で製作したフルCGアニメ。
ニワトリ少年のチキン・リトルは、ある日「空が落ちてきた」と騒ぎ立て、街中の信頼を失う。
この「空のかけら」落下事件が、映画後半の重要な布石となっており、チキン・リトルの信用復活を賭けた重要な戦いにつながっていく。
主人公やその仲間たちがかわいかったり、教訓っぽいものがあったりして、まさに子供向けディズニーアニメといった感じ。
チキン・リトルのキャラがうざすぎて、大人の私の鑑賞には耐えられませんでした。あしからず。
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ギターを持った渡り鳥(1959)
小林旭が主演した「渡り鳥」シリーズの、記念すべき第1作。
函館に流れ着いた元刑事・滝伸次は、地元の地上げ屋の右腕となって働くも、あこぎな実態を知って反旗を翻す。
当時二十歳の小林旭は、若々しさと大胆さにあふれていたが、若すぎて元刑事という設定にはちょっと無理があるかも。
ダンディすぎる殺し屋ジョージを演じた宍戸錠は、小林に比べるとシブさが際立っていたけど、あれでまだ25歳だったことに驚く。
そして、瞳クリックリな浅丘ルリ子は、リアルタイムならファンになったであろう超絶美少女ぶりだった。
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この5本を加えると、今年観た映画は44本になった。
目標の240本まで、あと196本だ!
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