「○○中に片頭痛発生」シリーズの第5弾は、またしても映画鑑賞中の話。

前回と同じ内容なら記事にする意味はないのだが、今回は試合に勝って勝負に負けてしまったので、書くことにした。



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観た映画は、各賞総なめの「この世界の片隅に」

あまりの高評価に、観なきゃ観なきゃと思っていたんだけど、なかなかタイミングが合わず、延ばし延ばしにしてしまっていた。

今月から、ディノスシネマズ札幌劇場でも上映が始まったので、昨日やっと観てきたのだ。



映画は、広島の江波で生まれ育ったすずが主人公。

彼女は、太平洋戦争のさなか、呉の鎮守府で働く周作の元に嫁いでいく。

幼少期のゆったりのんびりした感じが、すごくやさしくて心にしみてきて、何もないのに冒頭から涙が出そうになった。

すずのゆるーい雰囲気を、のんがこれ以上ないはまり役(はまり声?)で演じていて、観ていて癒されると同時に、彼女の才能に深さに感動した。

のんには、もっともっと仕事をあげてほしいなあ。


広島が舞台なので、呉の海軍工廠は空襲を受けるし、広島市には原爆が落とされる。

そうなることを知らない市井の人々の暮らしぶりを、そうなることを知っていて観るのは、つらいものがあるね。

アニメだからこその映像表現もあって、実写以上に戦争の怖さを感じる場面もあった。

そんな時代に、もがき、あえぎ、傷つき、苦しみ、それでも笑顔で生きぬこうとする普通の人々。

この映画が絶賛されるのは当然だわ。



さて、片頭痛の話。

映画が始まってしばらくたった時、左の視野に異常が発生した。

なってしまったものは仕方ないので、その後の対応策を考える。

私の片頭痛は、前兆が出てからズキズキし始めるまで60分かかり、その時間はほぼ正確だ。

腕時計を見ると、あと50分ぐらいで映画が終わりそうだったので、このまま行けば、そのあとに注射を打ってもぎりぎり間に合う。

前回は、映画を観ながら注射を打つという暴挙に出たけど、今回はそのまま最後まで映画を観ることにした。


映画が終わると、あわてず騒がず席を立ち、トイレの個室に入って、注射を打った。

あと数分遅ければヤバかったところだが、なんとか間に合ったようで、大きな痛みはなかった。

よって、今度の【片頭痛vs私】の試合も、私の勝利に終わった。

めでたしめでたし。



…と言いたいところだが、今回はどうしても「勝った!」とは喜べない。

理由は、映画の大事なところを思いっきり邪魔されたから。

前兆が始まったのは、この映画のもっとも衝撃的なシーンのほんの少し前

「おや、変だな」と感じ、本当に片頭痛かどうか確認しようと、いろんなところに視点を移していたので、その場面にまったく集中できなかったのだ。

それが超重要なシーンだと気づいた時には、時すでに遅し。

その時何が起きたのか、しばらくわかってなかったもんね。

もしも片頭痛がなかったら、と思うと、本当に悔しくて悔しくて仕方がない。

あーっもうっ、思い出すたびに腹が立つわ。



いつもどおり制圧することはできたものの、肝心の映画を邪魔されてしまったので、「試合に勝って勝負に負けた」というわけ。

「この世界の片隅に」は、いずれもう一回観なきゃいけないな。

ホント、にっくき片頭痛だわ。


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