型破りな言動で、就任前も就任後も世界をかきまわしているトランプ大統領。
その人間性を知りたくて、彼の書いた本を探していたら、ロバート・キヨサキとの共著が見つかった。
そう、セミリタイア必読の書、「金持ち父さん貧乏父さん」を書いた人だ。
本のタイトルは、「あなたに金持ちになってほしい」。
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2006年に発刊されたこの本は、お金を稼ぐことに関するいくつかのテーマについて、まずキヨサキ氏がダーッと文章を書き、それを読んだトランプ氏が思うところを語る、というスタイルをとっている。
10年も前の本だけど、トランプ大統領のさまざまな問題発言につながる考えが随所に見られて、興味深かった。
やっぱりこの人は、ビジネスマンなんだわ。
金の持つ力を知りつくしていて、それをコントロールするのが勝者だと考えているのが、よくわかった。
彼は政治的にも人道的にもおかしなことばかり言っているように見えるけど、経済合理性の面から見ると、すべて理にかなっているんだろう。
「でっかく考えろ」が口ぐせなんだから、メキシコ国境の壁も必ず作るし、中国とも本気で経済戦争するよ。
「政治家としてはアマチュア」だとか、「大統領になったら勉強不足を恥じておとなしくなる」とか、楽観的な観測はやめた方がいいんじゃないかな。
だって、そもそも彼は、政治家としてアメリカという大国を治めようなんて、これっぽっちも思ってないのだ。
もしも安倍総理が、「政治家の先輩としていろいろ教えてあげよう」なんて考えていたなら、手痛いしっぺ返しをくらうだろう。
「アメリカや世界を悪くした政治家から学ぶことなんて何もない」と思っているに違いないからね。
以前、「都民じゃないので舛添よりトランプの方が気になる」という記事で、「あいつが核のボタンを持つことが恐ろしい」と書いたけど、その心配もなさそうだ。
核戦争したところで、全員損するだけだから。
あとは、大半がロバート・キヨサキの文章なので、「金持ち父さん貧乏父さん」の続きを読んでいる感じだ。
株に手を出さないヘタレ投資家の私だけど、彼の不動産投資に対する考えは、なるほどと思うところばかり。
これについて書き始めると長くなりそうなので、別の記事でまとめようかな。
最後に、思わず膝を打ったキヨサキ氏の言葉を引用して、記事の締めくくりとしたい。
その人間性を知りたくて、彼の書いた本を探していたら、ロバート・キヨサキとの共著が見つかった。
そう、セミリタイア必読の書、「金持ち父さん貧乏父さん」を書いた人だ。
本のタイトルは、「あなたに金持ちになってほしい」。
2006年に発刊されたこの本は、お金を稼ぐことに関するいくつかのテーマについて、まずキヨサキ氏がダーッと文章を書き、それを読んだトランプ氏が思うところを語る、というスタイルをとっている。
10年も前の本だけど、トランプ大統領のさまざまな問題発言につながる考えが随所に見られて、興味深かった。
やっぱりこの人は、ビジネスマンなんだわ。
金の持つ力を知りつくしていて、それをコントロールするのが勝者だと考えているのが、よくわかった。
彼は政治的にも人道的にもおかしなことばかり言っているように見えるけど、経済合理性の面から見ると、すべて理にかなっているんだろう。
「でっかく考えろ」が口ぐせなんだから、メキシコ国境の壁も必ず作るし、中国とも本気で経済戦争するよ。
「政治家としてはアマチュア」だとか、「大統領になったら勉強不足を恥じておとなしくなる」とか、楽観的な観測はやめた方がいいんじゃないかな。
だって、そもそも彼は、政治家としてアメリカという大国を治めようなんて、これっぽっちも思ってないのだ。
もしも安倍総理が、「政治家の先輩としていろいろ教えてあげよう」なんて考えていたなら、手痛いしっぺ返しをくらうだろう。
「アメリカや世界を悪くした政治家から学ぶことなんて何もない」と思っているに違いないからね。
以前、「都民じゃないので舛添よりトランプの方が気になる」という記事で、「あいつが核のボタンを持つことが恐ろしい」と書いたけど、その心配もなさそうだ。
核戦争したところで、全員損するだけだから。
あとは、大半がロバート・キヨサキの文章なので、「金持ち父さん貧乏父さん」の続きを読んでいる感じだ。
株に手を出さないヘタレ投資家の私だけど、彼の不動産投資に対する考えは、なるほどと思うところばかり。
これについて書き始めると長くなりそうなので、別の記事でまとめようかな。
最後に、思わず膝を打ったキヨサキ氏の言葉を引用して、記事の締めくくりとしたい。
世界には二つの種類の人間がいる。安全を求める人間と自由を求める人間だ。読者の中には知っている人もいると思うが、安全と自由は正反対のものだ。一番警備が厳しく「安全な」場所、つまり重罪人を収容する刑務所にいる人たちが一番自由がないのはそのためだ。自由を求めている人には「B(ビッグビジネスオーナー)とI(投資家)のクワドラントにこそ最大の自由がある」という言葉を送りたい。私はそのことを心の底から信じている。
(本書383ページより)
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私は彼のことを「おバカトランプ」と呼んでますが、やはり政治家ではなくてビジネスマンだったんですね。外交は交渉ではなく取引きと思ってますから。良くも悪くも、彼は世界を一番かき回した米国大統領だったと、後世評価されることでしょう。