(「確定拠出年金ってiDeCoっていうの?受取りはどうすればいいの?」からの続き)

個人型確定拠出年金、通称iDeCo(イデコ)についていろいろ調べた結果、私の場合の出口戦略が見えてきた。

将来、税制や商品内容が変わる可能性もあるのだが、今のままならこれで行こうと考えている。



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2016120301

60歳で一時金受取り………△


60歳の満期時に一時金で受け取る場合、全額が退職所得とみなされ、退職所得控除が使えるのだが、その計算がちょっとややこしい。


20年以上勤務した場合の退職金の退職所得控除額は、

40万円×20年+70万円×(勤続年数-20年)

で計算される。


iDeCoの場合は、掛金拠出期間=勤続年数とみなされる。(実際にどこかに勤務している必要はない)

しかし、請求時からさかのぼって14年以内に別の退職金を受け取っていると、前職の在職期間と重複する期間は減らされてしまうのだ。

私の場合、退職金を受け取ったのが2015年で、60歳に到達するのは2029年。

ギリギリ14年以内に入っちゃうのよね。

そうすると、60歳時でトータル27年になる掛金拠出期間のうち、前職と重複する12年分は該当しないのだ。


結果、60歳時に一時金で受け取った場合の退職所得控除額は、

【40万円×20年+70万円×7年】-【40万円×12年】=810万円

となる。

これだと、今の積立資産に加えて、これから支払い続けた掛金がそのまま一時金になると仮定した場合、

一時金>退職所得控除

となり、かなりの税金を支払うことになってしまう。

これでは、今いくら社会保険料控除を受けていても、割に合わない。


61歳で一時金受取り………○


ここで裏ワザ。

iDeCoは、必ずしも60歳で受け取らなければいけないものではない。

70歳までの好きなときでいい。

つまり、前回の退職金受取りから15年以上あくのを待ってから請求すれば、退職所得控除をフル活用できるのだ。

私の場合、それは2030年なので、61歳のときということになる。


退職所得控除額は、

【40万円×20年+70万円×7年】=1290万円

となるので、

一時金<退職所得控除額

となり、所得税は不要になるのだ。

これが、私にとってはベストな方法かな。


これは、45歳で退職していたからできるワザ。

55歳より前に退職金をもらっていなければ、70歳までに15年以上あけることは無理なので、普通に定年退職された方は、残念だけど使うことはできない。

やっぱり、セミリタイアしてよかった!



年金受取りにして公的年金控除を使うなど、他のパターンも検討したけど、どれも多かれ少なかれ税金を払うことになりそう。

それを避けるためには、掛金をがっつり減らして、受取金額を控除額以下に抑えなければならない。

しかし、今の税金対策も考えながら掛金を調整するのは、はっきり言って面倒くさい。

だから、61歳の時にこの方法が使えたらとてもありがたいし、掛金の払い甲斐があるというものだ。


あと14年、この仕組みが変わらないことを祈りつつ、この記事を終えさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。


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