老後破産がテーマだったら、ねこじゃらしを前にしたねこのように喜んで飛びついてねこパンチを繰り出してきたこのブログ。

しかし最近議論になっている貧困JK問題については、ちょっと距離を置いていた。

今回の件では批判派でも擁護派でもないから。



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2016090701


確かに彼女の生活ぶりは、貧乏人の苦労とはかけ離れているところが少なからずある。

それでも彼女の家が比較的貧乏なのは事実だろう。

しかしそれは彼女のせいではない。

中高年の貧困は十中八九自己責任だが、若者の貧困の原因は親や社会というのが私の考えだ。

だからこの女子高生が一方的に批判されるのは、ちょっと違和感を感じるのよ。



そこで今日は彼女の話とは切り離して、この件でよく出てくる1000円ランチについて考えてみたい。

単純に「ランチで1000円は高いか?」と訊かれたら、間髪入れずに「高い」と答える私。

サラリーマン時代、会社の近くで食べるランチは平均すると700円ぐらいだったかな。

「今日はがんばったから自分にごほうび!」なんてOL的な頭もなかったので、ランチに1000円以上かけることなんて、月に1回どころか年に1回もあったかどうか。

メニューで4ケタの金額を見ると、即座に「ピピピ!これは対象外です」という判断を脳がくだす仕組みになっていた。

ああいうのはセレブか、旦那の金を勝手気ままに使える奥さん連中のものだと思っていた。


今だってランパス使用が原則なので、ランチ代金はたいてい500円だ。

1000円なんて論外さ!

…と思っていたのだが、よく考えたらそうじゃないケースもあることに気づいた。

ランパスの店で500円を払ったあと、コーヒー&読書タイムのために、ドリンクつきメニューがある別のランパスの店に行くことが時々あるのだ。

つまり、ランパスのはしご。

これって合計したら結局1000円よね。

なんだ私もやってるじゃん、セレブな1000円ランチ。


しかし、これについては少し自己弁護したい。

支払った金額は1000円だけど、これは割引後の金額であり本来の代金はもっと高い。

1回あたりの割引額は大体350円くらいなので、1000円払ったということは元々1700円のメニューだったわけだ。

1700円が1000円になるんだよ。お得じゃん!


…これが世に言う貧乏性だ。

割安感があると思わず飛びついてしまう。

スーパーの値引き品をつい大量に買ってしまうのも、根っこは同じ。

結局、不要な支払いが増えてしまうだけなんだけど、買った本人は幸福感に包まれているのよね。


つまり同じ1000円ランチでも、ご褒美的なケースと貧乏性な私とではどこかが違っている。

果たしてどっちがマシなのかしら?

少なくとも、セミリタイアして節約しようとしているのに、ランチで1000円は高すぎるわね。

他人のことを言う前に、わが身を振り返ろうっと。


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