私が観た映画をレビューする記事の第40弾。
今回も、最近観た
(ネタバレはありません)
【スポンサード リンク】
ゴーストライター騒動で批判が集まった作曲家、佐村河内守に密着した、森達也監督15年ぶりのドキュメンタリー。
佐村河内氏の自宅に入り、カメラを回し続けて撮影に成功したのは、今までマスコミが報じてきた嘘つきクソ野郎ではなく、孤独に世間と対峙する弱々しい夫婦の姿だった。
物事の一部分だけを、一方的に、面白おかしく報道するメディアへの痛烈な批判は、本作でも健在。
彼の難聴が聴こえたり聴こえなかったりするように、100か0かで割り切れないものなんて、世の中にいっぱいあるのだ。
ただこの映画も、そのまま鵜呑みにしてしまってはいかんのよね、森監督。
怪獣映画の新たな可能性を切り開いた「クローバーフィールド」から8年、まさかの続編が公開された。
自動車事故で昏睡状態に陥ったミシェルが目覚めたのは、ハワードという大男の地下シェルターの一室。
そこから展開するストーリーは、怪獣映画というより、拉致監禁サイコサスペンススリラーだ。
前作との直接的なつながりはなく、舞台も田舎で、POVのスタイルも取っていないのだが、謎のモンスターに襲われた世界という点は共通しているようだ。
着地点の見えないハラハラドキドキの物語と、常軌を逸したジョン・グッドマンの迫真の演技に、大満足の103分だった。
「ゴジラ」を敬愛するJ・J・エイブラムス監督による怪獣映画を、続編公開前に復習鑑賞した。
ニューヨークを突如襲った謎の巨大モンスターを、個人の視点から描いているところがエポックメイキングだ。
公開当時は、あらゆる情報がシャットアウトされていて、スクリーンで目の当たりにした時には、本当に驚かされた。
「HAKAISHA」という副題は、センスないなーと思っていたのだが、どうやらエイブラムス監督の意向みたいね。
だとしても、全然センスは感じないけど。
巨大宇宙船に乗ったエイリアンVS捨て身で立ち向かう人類-の戦いを描いたアクションSFを、続編公開前に復習鑑賞した。
もう何度も観ているので、復習なんかまったく必要ないんだけど。
映画史に残るあの大統領のスピーチは、何度聴いても熱くなるね。
今回観たのは、DVD特典のデヴリン&エメリッヒ監督による音声解説入りで、映画の舞台裏も楽しむことができた。
「これは模型」「これはCG」と、場面ごとに監督がいちいち説明するのが、なんともおかしかった。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による、SFバイオスリラー。
遺伝子学者の夫婦が、実験の過程で新たな生命体を創造してしまい、ふたりは禁断の領域へ踏み込んでいく。
科学の持つ力に魅入られて暴走する奥さんと、それを止められないどころか、仰天の行動に出てしまう旦那。
エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリーという役者をそろえている割には、共感できない主人公たちで、彼らがどうなろうと、正直なところどうでもよかった。
でも、斬新なクリーチャーといい、ナタリ監督らしいダークなラストといい、見どころは多く、面白いものを見せてもらった。
この5本を加えると、今年観た映画は140本になった。
目標の300本まで、あと160本だ!
今回も、最近観た
- FAKE(2016)
- 10クローバーフィールド・レーン(2016)
- クローバーフィールド HAKAISHA(2008)
- インデペンデンス・デイ 特別編(1996)
- スプライス(2008)
(ネタバレはありません)
<劇場で鑑賞>
FAKE(2016)
ゴーストライター騒動で批判が集まった作曲家、佐村河内守に密着した、森達也監督15年ぶりのドキュメンタリー。
佐村河内氏の自宅に入り、カメラを回し続けて撮影に成功したのは、今までマスコミが報じてきた嘘つきクソ野郎ではなく、孤独に世間と対峙する弱々しい夫婦の姿だった。
物事の一部分だけを、一方的に、面白おかしく報道するメディアへの痛烈な批判は、本作でも健在。
彼の難聴が聴こえたり聴こえなかったりするように、100か0かで割り切れないものなんて、世の中にいっぱいあるのだ。
ただこの映画も、そのまま鵜呑みにしてしまってはいかんのよね、森監督。
![]() | ドキュメント・森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』 (DVD付) 森 達也,替山 茂樹 キネマ旬報社 売り上げランキング : 303402 Amazonで詳しく見る |
10クローバーフィールド・レーン(2016)
怪獣映画の新たな可能性を切り開いた「クローバーフィールド」から8年、まさかの続編が公開された。
自動車事故で昏睡状態に陥ったミシェルが目覚めたのは、ハワードという大男の地下シェルターの一室。
そこから展開するストーリーは、怪獣映画というより、拉致監禁サイコサスペンススリラーだ。
前作との直接的なつながりはなく、舞台も田舎で、POVのスタイルも取っていないのだが、謎のモンスターに襲われた世界という点は共通しているようだ。
着地点の見えないハラハラドキドキの物語と、常軌を逸したジョン・グッドマンの迫真の演技に、大満足の103分だった。
![]() | 【映画パンフレット】10クローバーフィールド・レーン 監督:ダン・トラクテンバーグ 出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジョン・グッドマン 東和ピクチャーズ Amazonで詳しく見る |
<自宅で鑑賞>
クローバーフィールド HAKAISHA(2008)
「ゴジラ」を敬愛するJ・J・エイブラムス監督による怪獣映画を、続編公開前に復習鑑賞した。
ニューヨークを突如襲った謎の巨大モンスターを、個人の視点から描いているところがエポックメイキングだ。
公開当時は、あらゆる情報がシャットアウトされていて、スクリーンで目の当たりにした時には、本当に驚かされた。
「HAKAISHA」という副題は、センスないなーと思っていたのだが、どうやらエイブラムス監督の意向みたいね。
だとしても、全然センスは感じないけど。
![]() | クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray] リジー・キャプラン,ジェシカ・ルーカス,マイケル・スタール=デヴィッド,マイク・ヴォーゲル,オデット・ユーストマン,ガイ・リーデル,シェリル・クラーク,J・J・エイブラムス,ドリュー・ゴダード,マット・リーヴス パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 売り上げランキング : 4444 Amazonで詳しく見る |
インデペンデンス・デイ 特別編(1996)
巨大宇宙船に乗ったエイリアンVS捨て身で立ち向かう人類-の戦いを描いたアクションSFを、続編公開前に復習鑑賞した。
もう何度も観ているので、復習なんかまったく必要ないんだけど。
映画史に残るあの大統領のスピーチは、何度聴いても熱くなるね。
今回観たのは、DVD特典のデヴリン&エメリッヒ監督による音声解説入りで、映画の舞台裏も楽しむことができた。
「これは模型」「これはCG」と、場面ごとに監督がいちいち説明するのが、なんともおかしかった。
![]() | インデペンデンス・デイ (字幕版) Bill Pullman,Will Smith,Jeff Goldblum,Roland Emmerich 売り上げランキング : 95 Amazonで詳しく見る |
スプライス(2008)
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による、SFバイオスリラー。
遺伝子学者の夫婦が、実験の過程で新たな生命体を創造してしまい、ふたりは禁断の領域へ踏み込んでいく。
科学の持つ力に魅入られて暴走する奥さんと、それを止められないどころか、仰天の行動に出てしまう旦那。
エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリーという役者をそろえている割には、共感できない主人公たちで、彼らがどうなろうと、正直なところどうでもよかった。
でも、斬新なクリーチャーといい、ナタリ監督らしいダークなラストといい、見どころは多く、面白いものを見せてもらった。
![]() | スプライス(字幕版) エイドリアン・ブロディ,サラ・ポーリー,デルフィーヌ・シャネアック,ヴィンチェンゾ・ナタリ Amazonで詳しく見る |
この5本を加えると、今年観た映画は140本になった。
目標の300本まで、あと160本だ!
↓↓↓↓↓こちらをポチっと押してみそ↓↓↓↓↓ | |
---|---|
![]() ![]() ![]() にほんブログ村 |
人気ブログランキング |