セミリタイアして1年半が過ぎ、ストレスとはまったく無縁のゆるふわライフを満喫中。

そんな私が、「お前が見ても意味あるの?」と言われそうな番組を観たので、記事にしてみたい。

その番組とは、この土曜日と日曜日に2夜連続で放送された、NHKスペシャル「キラーストレス


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killerstress


ストレスって、異常の原因がわからない時に、ヤブ医者が乱発するワイルドカードだと思っていた。

「それはストレスのせいです」って言っておけばいい、みたいなね。

第1回では、そんな得体の知れないストレスのメカニズムについて、わかりやすく解説していた。


人はストレスを受けると、まず脳の中の扁桃体ってところが反応するらしい。

その結果、副腎からいろんな種類のストレスホルモンが大量に分泌されて、体のあちこちに作用するんだって。

例えば、心臓がバクバクしたり、血圧が上がったり、血液が固まりやすくなったり。


そんなストレスが重なったり、長く続いたりすると、血管や脳を破壊したり、がんを悪化させたりするという。

いやー、やっぱりストレスって怖いのね。

病気との具体的な関連がわかったので、すっきりしました。



番組では、「ライフイベント・ストレスチェック」というものを紹介していた。

「一年間に経験したイベント(出来事)を合計して、どれくらいストレスが蓄積しているかを把握する方法」だ。

合計点が260点以上だと「ストレスが多い要注意の段階」で、300点以上だと「病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階」らしい。

こちらのページにチェックリストがあるので、興味のある方はどうぞ。

私もやってみたのだが、これがまあ当てはまる項目のないこと!

最後から2番目の「長期休暇」しか該当せず、ポイントはなんと35点!

自称ストレスフリーが、医学的に証明されてしまった瞬間である。


そこで、人生で一番働いた時期を思い出して、再チャレンジしてみた。

15年前、営業の最前線に配置され、社内外問わず切り結んでいた頃は、ストレスも過剰だったのを覚えている。

チェックリストをやってみると、なんと18もの項目に“レ”がついた。

合計点は…823点!

うわー、よく死ななかったもんだ。


確かにあの頃、体の調子はおかしくなっていた。

上司と顔を合わせる定例の会議は、原因不明の動悸に襲われて集中できなかったし。

それで、人生初めての人間ドックを受けたんだけど、特に異常なしと診断されちゃった。

若さでカバーしていたのかな。



番組では、アメリカ心理学会が推奨するストレス対策が紹介されていた。

その中でも、特に注目すべきは運動だ。

運動に取り組むと、延髄にある神経細胞の突起の数が減少して、その結果自律神経の活動が抑制されるというのだ。

これにより、ストレス反応の暴走を食い止めることができるらしい。

運動が体にいいのはわかってはいたけれど、こうやって医学的に説明されると、納得感が違うね。



そのほかのストレス対策については、NHKスペシャル『キラーストレス 第2回 ストレスから体を守れ』を観たで紹介します。


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