(「セミリタイア 愛車手放し はや一年(前編)」からの続き)

車のない生活を始めて、今月で一年が過ぎた。

文明の利器を失うと、なにかと不便なことも多い。

それでも、車を手放したことを後悔していないのは、理由がある。

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<お金がかからない>

車に依存した生活は、とにもかくにもお金がかかる。

持っているだけで自動車税は毎年取られるし、置いているだけで駐車場代を毎月払わなければならない。

ときどきガソリンを入れなきゃ走ってくれないし、冬は特別なタイヤに交換する必要がある。

あちこち不調になるたびに、修理代部品代が飛んでいく。

自動車保険の掛金はなかなか安くならないし、2年に一度の車検代も重い負担だ。

便利の代償は、高くつくのよね。


セミリタイア前のシミュレーションでは、車をどうするか、悩みに悩んだ。

ポジティブモードの時は、車のある生活を想像して、上記の費用をすべて組み込んだ。

ネガティブモードの時は、車を泣く泣く手放して、上記の費用を一切計上しなかった。

2つの選択肢の間で、何度も揺れ動いたものだ。


セミリタイアを実現するために、最終的にはカーライフ断念シミュレーションを採用した。

もし車をあきらめていなかったら、セミリタイアの時期が先送りされていたかもしれないし、それでもセミリタイアを強行していたら、資産の減少スピードは今よりもずっと早かったはずだ。

そんな無理してまで、車に乗り続けたいとは思わなかった。


車がないと、市電やバスや地下鉄やタクシーをもっと利用するものと思っていたけど、実際にはほとんど乗ることはない。

自転車か徒歩で行けるのなら、迷わずそちらを選ぶ。

何かに乗らなければ行けないのなら、乗って行くか、乗ってまで行かないか、熟考する。

結果、この一年の交通費は、トータルで1万円ぐらいしかかからなかった。

車を持っていたら、この何十倍のお金が飛んでいったことだろう。


<健康にいい>

車があった頃は、近所のコンビニに行くにしても、ついハンドルを握ってしまっていた。

基本的に、低い方、楽な方に流されてしまう怠惰な人間なのだ。

今思えば、本当に歩かない生活をしていたなー。


今、日常的な移動はすべて、自転車か徒歩。

チャリンコも全力でこぐとなかなかの運動になるし、冬の凍った道を歩くには、いろんな筋肉を駆使しなければならない。

以前とは比べ物にならないくらい、体を動かしているはずよね。


足腰の健康をキープすることは、これから老いゆく私にとって、この上なく重要だ。

そのためには、車なんかあっちゃダメ。

自分の脚で生きていかなきゃいかんのだ。


<精神的にも楽>

車は、走る凶器。

いくら安全運転に徹していたとしても、絶対に事故を起こさない保証なんかない。

自分の不注意で他人の命を奪ってしまうことも、ないとは言い切れない。

これから年老いていけば、身体能力も判断能力も衰えて、事故を起こす可能性は急激に高くなっていくだろう。


こちらが普通に走っていたとしても、対向車がセンターラインを越えて猛スピードで突っ込んできたら、もうどうしようもない。

不幸は突然やってくるものだ。

実際、運転していてヒヤッとしたことは何度もあるし、今生きているのは運がよかっただけかもしれない。


今は車を運転しないので、自動車事故で加害者になる危険も、被害者になる不安も激減した。

歩行者として、また自転車乗りとしてのそれはもちろんあるけど、運転者の比ではないね。

車に乗らない人生を選択すると、精神的に楽だわ。

これは間違いない。



車を持たない生活には、メリットとデメリットがそれぞれある。

私の場合は、それらを天秤にかけると、メリットの方が多いようだ。

将来どうなるかはわからないけど、今しばらくは車なしでも全然いいかな。

免許証だけは更新していくつもりだけどね。


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