(「国民年金の方針を360度変更した」からの続き)

シミュレーションの結果、国民年金保険料の全額免除を申請した。

しかし、帰宅していろいろ考えてみたら、本当にこれでよかったのか悩んでしまったのだ。

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2016050201

ここで、全額免除の場合のメリットをもう一度確認しよう。

<メリット>
  • 保険料の負担がなくなる
  • 保険料を払わなくても、年金額の2分の1は反映される
  • 保険料を払っていないので、元が取れるまで待つ必要がない
  • 保険料を払った場合と比べても、80歳まではお得だし、その後逆転しても差はそれほど大きくない

これだけメリットがあれば、免除一択だと思ったのだが、よく考えたらメリットしか眼中になかった。

なので、デメリットについても、一応検討しておくことにした。


<デメリット>
  • 付加年金に加入できなくなる
  • 確定拠出年金に加入できなくなる

最初の付加年金については、免除と同時に加入資格を失うことになる。

しかし、もしも免除申請をしなければ、付加年金も続けるはずなので、これをシミュレーションに反映すると、逆転するラインは3年前倒しの78歳時点になることがわかった。

うーん、シミュレーションが甘かったかも。


次の確定拠出年金(以下、DC)についても、付加年金と同様、加入資格を失ってしまう。

これで影響を受けるのは、税金

小規模企業共済等掛金控除がなくなるので、所得税や住民税は確実に増えるのだ。

もしも免除申請をせずに、現在の掛金を払い続ければ、所得税と住民税(所得割)は無税となるはず。

不動産収入は毎年変動するため、直近のトレンドから軽減税額を50,000円と見積もってシミュレーションに落とし込むと、逆転するラインはさらに4年前倒しの74歳時点になることがわかった。

うーん、シミュレーションが甘かったかも。(2回目)


上記を踏まえて作り直したものが、こちら。

nenkinmenjosimulation02

こうなると、どちらか一方が有利という感じじゃなくなったぞ。


DCの加入資格を失うデメリットは、ほかにもある。

リスクを極力とらないセミリタイアが信条だが、何もしないのもアレだわね…という天邪鬼な私が、大家稼業以外に唯一やっている投資らしい投資が、このDCだ。(完全放置だけど)

これを今のまま続けると、60歳までに1,000万円を超える現金を投入することになるのだが、このお金を銀行に置いておいたとしても、リターンはまったく期待できない。

もちろん下落リスクもあるし、実際、今は1割弱のマイナスになっている。

それでも、さまざまな手間を考えると、DCを続けた方がいいんじゃないかと思うのだ。


さらにもうひとつ、小さな問題があった。

すでに引き去り済みの4月分のDC掛金は、資格を失うと、あとで還付されることになる。

その際、なんと1,029円もの還付手数料が取られるんだって!(「国民年金基金連合会Q&A」より)

月末ギリギリにこんなことしていた私が悪いのだが、いくらなんでもそれは取りすぎじゃない?

小さな問題だと思ったけど、ケチくさい私には意外に大きな問題である。



以上のデメリットを考えた結果、微妙な判断なのだが、「免除申請しない方がよかった」という結論にいたったのだ。

しかし、いろいろと考えをめぐらせたところで、すでに夜も更けてしまった。

よし、翌朝、免除申請取消しの電話を入れて、間に合ったら、免除は取り下げよう。

時すでに遅しなら、あきらめよう。

…と、運を天に任せて、その日は床についたのだった。


明けて朝一番に区役所に電話したところ、書類はまだ年金事務所に送られておらず、手続きは進んでいないことがわかった。

「すみませんが、今回の申請はなかったことに…」とお願いして、免除の申請を撤回したのであった!

よかったよかった!


180度変更した方針を、翌日にはさらに180度変更して、結局360度まわって元に戻った。

「大山鳴動して鼠一匹」どころか、ノミ一匹も出てきていない。

でも、自分でいろいろ考えたおかげで、多少しんどくても、普通に払い続けた方がいいという結論に達することができた。

しばらくはブレずに、この方針で行くことにします。


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