時と場所を選ばずに、私を襲う片頭痛。
今日の記事は、「高速運転中に片頭痛発生」「映画鑑賞中に片頭痛発生」に続く、「○○中に片頭痛発生」シリーズ(?)の第3弾だ。
今回の現場は、なんとスープカレーのお店だった。
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昨日の札幌は、気温が13℃まで上がるポカポカ陽気。
こんな日にひきこもったままなのはもったいない!と、ランチに出かけた。
向かったのは、自宅から自転車で10分ほどの、札幌名物スープカレーのお店。
定番のチキンのスープカレーを頼み、文庫本を読みながら待っていた。
<13:35>
文字を目で追っていると、ほんの少しだけ見え方に違和感を感じた。
「あれ?まさか…」と思い、本を閉じて、周りを見渡してみる。
すると、視界のほんの一部に、見えない部分があることが判明した。
はい、片頭痛確定。
今回は、視野の右側に、片頭痛の前兆である閃輝暗点が現れた。
すぐさま、このあとの流れをシミュレーションしてみる。
大切なのは、30分後に自己注射を射つことだ。
そのために、今すぐ考えなきゃいけない選択肢は2つ。
スープカレーを食べないで射つか、食べてから射つか。
注文した品が出てくるまでに時間がかかるようであれば、もったいないけど食べずにお店を辞去して、自宅に戻った方がいい。
一方、すぐに出てくるようであれば、食べ終えてから帰宅しても、間に合うかもしれない。
しかし、私が何より強く感じていたのは、「あんな病気に負けたくない」という、片頭痛への敵愾心だった。
片頭痛が怖くてスープカレーを諦めるなんて、まっぴらごめんだ。
車の運転や映画の邪魔を企てたあいつを、ことごとく跳ね返してきたこの私が、スープカレーを断念するなんてありえない!
ここはなんとしても、食べてやろうじゃないの!
…と、お店のカウンターでひとり燃えながら、スープカレーが出てくるのを待つことにした。
<13:40>
前兆発生から待つこと5分、チキンの入ったスープカレーが登場した。
その頃は、閃輝暗点のギラギラがはっきりわかる程度に大きくなっていた。
しかし、怒れる戦士はそんなことであわてたりはしない。
きわめて冷静な表情で、ゆっくりあせらずに、香ばしいスープと柔らかな骨つき鶏肉と色とりどりの野菜を味わった。
そして、スープを一滴も残すことなく完食した。
<14:00>
お会計を済ませてお店を出た頃には、閃輝暗点も視界の外側へ広がりつつあった。
これなら自転車の運転にも、大きな支障はない。
ただ、事故に遭ったら二重の意味で大変なので、慎重にペダルを漕いだ。
<14:10>
無事に帰宅。
トイレで用を済ませ、リラックスできる部屋着に着替える。
<14:15>
自己注射を射つ。
前兆発生から、40分が経過していた。
ちょっと遅れたけど、許される範囲だろう。
今回の勝負も、私の勝ちだ!
そのあとは、リクライニングで安静にしていたのだが、前兆発生から1時間もたたないうちに、頭の左側が鈍痛に襲われた。
ときどきこめかみを押さえながら耐えていたら、1時間程度で収まったのだけれども、これは注射を射つ前に自転車に乗ったりしたせいかなあ。
もしかしたら、スープカレーの香辛料が血管を拡げて、頭痛の攻撃を助長したのかも。
いずれにせよ、大事にはいたらなかったのでよかった。
注射ができる前は、前兆が発生してから食事をするなんて、絶対に考えられなかった。
なぜなら、片頭痛が始まったら、胃の中のものは全部吐いてしまうから。
閃輝暗点が見えてまずはじめに考えることは、直近の食事時間だった。
食べたものを消化できているかどうかが、そのあとの症状の重さを左右するからだ。
それが今では、余裕ぶっこいてスープカレーなんか食べてるんだから、われながら感心しちゃう。
私が頼りにしている自己注射も、値段が高かったり、外出先では射つ場所に困ったり、お尻が痛かったりと、問題点はいろいろある。
今後の医療の進歩で、ぜひとも改善していただきたいところだ。
それでもおかげさまで、QOL(生活の質)は格段に向上した。
本当にありがたいことだ。
これからも、この武器とともに、憎き片頭痛と闘っていこうと思う。
負けへんで~!
今日の記事は、「高速運転中に片頭痛発生」「映画鑑賞中に片頭痛発生」に続く、「○○中に片頭痛発生」シリーズ(?)の第3弾だ。
今回の現場は、なんとスープカレーのお店だった。
昨日の札幌は、気温が13℃まで上がるポカポカ陽気。
こんな日にひきこもったままなのはもったいない!と、ランチに出かけた。
向かったのは、自宅から自転車で10分ほどの、札幌名物スープカレーのお店。
定番のチキンのスープカレーを頼み、文庫本を読みながら待っていた。
<13:35>
文字を目で追っていると、ほんの少しだけ見え方に違和感を感じた。
「あれ?まさか…」と思い、本を閉じて、周りを見渡してみる。
すると、視界のほんの一部に、見えない部分があることが判明した。
はい、片頭痛確定。
今回は、視野の右側に、片頭痛の前兆である閃輝暗点が現れた。
すぐさま、このあとの流れをシミュレーションしてみる。
大切なのは、30分後に自己注射を射つことだ。
そのために、今すぐ考えなきゃいけない選択肢は2つ。
スープカレーを食べないで射つか、食べてから射つか。
注文した品が出てくるまでに時間がかかるようであれば、もったいないけど食べずにお店を辞去して、自宅に戻った方がいい。
一方、すぐに出てくるようであれば、食べ終えてから帰宅しても、間に合うかもしれない。
しかし、私が何より強く感じていたのは、「あんな病気に負けたくない」という、片頭痛への敵愾心だった。
片頭痛が怖くてスープカレーを諦めるなんて、まっぴらごめんだ。
車の運転や映画の邪魔を企てたあいつを、ことごとく跳ね返してきたこの私が、スープカレーを断念するなんてありえない!
ここはなんとしても、食べてやろうじゃないの!
…と、お店のカウンターでひとり燃えながら、スープカレーが出てくるのを待つことにした。
<13:40>
前兆発生から待つこと5分、チキンの入ったスープカレーが登場した。
その頃は、閃輝暗点のギラギラがはっきりわかる程度に大きくなっていた。
しかし、怒れる戦士はそんなことであわてたりはしない。
きわめて冷静な表情で、ゆっくりあせらずに、香ばしいスープと柔らかな骨つき鶏肉と色とりどりの野菜を味わった。
そして、スープを一滴も残すことなく完食した。
<14:00>
お会計を済ませてお店を出た頃には、閃輝暗点も視界の外側へ広がりつつあった。
これなら自転車の運転にも、大きな支障はない。
ただ、事故に遭ったら二重の意味で大変なので、慎重にペダルを漕いだ。
<14:10>
無事に帰宅。
トイレで用を済ませ、リラックスできる部屋着に着替える。
<14:15>
自己注射を射つ。
前兆発生から、40分が経過していた。
ちょっと遅れたけど、許される範囲だろう。
今回の勝負も、私の勝ちだ!
そのあとは、リクライニングで安静にしていたのだが、前兆発生から1時間もたたないうちに、頭の左側が鈍痛に襲われた。
ときどきこめかみを押さえながら耐えていたら、1時間程度で収まったのだけれども、これは注射を射つ前に自転車に乗ったりしたせいかなあ。
もしかしたら、スープカレーの香辛料が血管を拡げて、頭痛の攻撃を助長したのかも。
いずれにせよ、大事にはいたらなかったのでよかった。
注射ができる前は、前兆が発生してから食事をするなんて、絶対に考えられなかった。
なぜなら、片頭痛が始まったら、胃の中のものは全部吐いてしまうから。
閃輝暗点が見えてまずはじめに考えることは、直近の食事時間だった。
食べたものを消化できているかどうかが、そのあとの症状の重さを左右するからだ。
それが今では、余裕ぶっこいてスープカレーなんか食べてるんだから、われながら感心しちゃう。
私が頼りにしている自己注射も、値段が高かったり、外出先では射つ場所に困ったり、お尻が痛かったりと、問題点はいろいろある。
今後の医療の進歩で、ぜひとも改善していただきたいところだ。
それでもおかげさまで、QOL(生活の質)は格段に向上した。
本当にありがたいことだ。
これからも、この武器とともに、憎き片頭痛と闘っていこうと思う。
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