え? 180度の間違いじゃないのかって?

それは、この記事を最後までお読みいただきたい。

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2016050201

先日、国民健康保険への切り替え手続きを済ませた。

これによって、年18万円の家計節約になる予定だ。

そこで気になっていたのが、もうひとつの社会保障、国民年金だ。


国民年金に対する考えは、このブログの早い時期の、「ねんきん定期便が届いた」という記事に書いた。

老後の収入を確保するために、セミリタイア後も保険料を払い続けていく、というのが基本方針だった。

なので、会社を辞めたらすぐに区役所へ行って、国民年金の支払い手続きを終えたし、保険料も2年前納を選んだので、来年の3月まではすでに払い終わっている。


しかし最近、考えがちょっと変わってきた。

去年は、退職金や失業手当もあったので、退職時の資産を大きく取り崩さずに済んだのだが、今年は微々たる家賃収入のみで、去年のような臨時収入はない。

いよいよ、資産食いつぶし型のセミリタイア生活が本格スタートするのだ。

シミュレーションですでにわかっていたことだけど、お金が減っていくのを見るのは、やはり気持ちのいいものではない。

健康保険のように、大ナタをふるえる支出はないものだろうか?

そこで浮上したのが、国民年金の保険料免除だったのだ。


会社を辞めて収入が激減した私には、免除の方法が2つある。

ひとつは失業による全額免除、もうひとつは前年所得が一定額以下である場合の免除だ。

今回、私が申請を考えたのは、前者の失業による免除の方。

保険料を支払っていなければ、昨年1月の退職時にさかのぼって免除も可能だったのだが、前納しちゃっていたので、そこは免除にならないみたい。

一方、申請月以降の分は免除になるので、将来の前納分については返還されるようだ。

前納を途中でやめちゃうわけだが、過去の割引分を返せとも言われないらしい。

保険料が返ってきたら、いい臨時収入になるなー。


失業を理由にした免除は、離職票や雇用保険受給資格証などの書類がそろっていれば、その年の収入は関係なく認められるとのこと。

私の場合は、最大で来年6月まで全額免除が可能だ。

しかも、保険料は全額免除でも、年金額には2分の1が反映されるのだ。

へー、なんだか太っ腹ね。


ここで私は、1年分の保険料を免除申請した場合としなかった場合の、損得シミュレーションをやってみた。

その結果がこちら。

nenkinmenjosimulation

【シミュレーションの基礎データ】
  • 老齢基礎年金額…780,100円(平成28年4月時点)…A
  • 保険料払込み1年あたりの年金額…A÷40年≒19,500円B
  • 免除の場合の年金額…B÷2=9,750円
  • 1年あたりの前納保険料…376,060円÷2年=188,030円C
  • 社会保険料控除による税金軽減率…15%(所得税5%、住民税10%)
  • 社会保険料控除による税金軽減額…C×15%≒28,205円
  • 年金受取開始…65歳
  • インフレ等、その他の影響は考慮しない
以上のデータを元に、計算をしてみた。


全額免除の場合は、9,750円の年金が毎年増えていく。

これに対し、免除申請をしなかった場合は、毎年19,500円が増えていくものの、前納保険料188,030円を差し引くと、しばらくは赤字が続く。

この初期投資を上回るのは、10年目の74歳の時だ。


ただし保険料を支払うと、社会保険料控除を受けられるので、その税金軽減分を考慮する必要がある。

おおまかに、所得税を5%、住民税を10%で計算すると、28,205円の税金を支払わずに済むのだ。

この金額を反映すると、9年目の73歳の時に元を取ることができる。


2通りの年金の増え方を比較すると、80歳になるまでは全額免除の方が、それ以上長生きした場合はちゃんと支払った方がお得、という結果になった。

これを見て、私の気持ちは固まった。

免除申請しよう!


なぜなら、免除の方が元を取るまで待つ必要がないし、逆転したあとの差もそれほど大きくないから。

それに加えて、今の年金額が減ったり、支給開始が先延ばしになる不安もあって、国にお金を預けるのが怖いという理由もある。

当面の出費が抑えられるというのも、セミリタイア的にはありがたいしね。


というわけで、4月のある日、私は区役所へ行って、全額免除の申請をしてきた。

書いた書類は、免除申請書と口座振替辞退書の2枚だけ。

これに、雇用保険受給資格証をつけて提出すると、ものの10分もかからずに、手続きは終わった。

180度方針を転換したわけだが、これで新しい一歩を踏み出すことができた!

よかったよかった!



…しかしなぜか、私の心は今ひとつ晴れなかった。

⇒⇒⇒「国民年金の方針を360度変更した~完結編」へ続く。
(続くのかい!)




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