私が観た映画をレビューする記事の第25弾。
今回も、最近観た
(ネタバレはありません)
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<劇場で鑑賞>
キャロル(2015) official site/Wikipedia/allcinema
主演の二人がそろってアカデミー賞にノミネートされて話題になっている、パトリシア・ハイスミス原作の恋愛ドラマ。
「ブロークバック・マウンテン」のBL話にどうしても共感できなかったストレートの私だが、この女同士のラブストーリーには、すっかりやられてしまった。
今だってLGBTに対する差別的な空気は存在するのに、1950年代に自分の生き方を貫こうとする彼女たちを見たら、応援しないわけにはいかない。
テレーズを演じたルーニー・マーラは、女が女を好きになる微妙な心の動きを見事に表現していて、絶賛されるのは当然。
キャロルを演じたケイト・ブランシェットも、優雅な仕草と一瞬のウィンクを見せられて、「これならテレーズが憧れちゃうのも無理はない」と納得させられる、圧巻の演技だった。
<自宅で鑑賞>
EVE イヴ(1991) allcinema
「ウエストワールド」「ブレードランナー」「ターミネーター」の系譜に並ぶ、B級色たっぷりのSFアクション。
殺戮を繰り返す女アンドロイドを阻止すべく、テロ対策の第一人者と研究主任が必死の追跡をはかる。
アンドロイドが研究者の記憶を持っていて、その欲望に忠実に行動していくところに、目新しさを感じた。
主演のレネ・ソーンテンダイクが、研究一筋の科学者と、バブリーなお色気たっぷりのイヴの二役を、うまく演じ分けていた。
ダンサー以外の役を演じるグレゴリー・ハインズは初めて見たが、アクションのキレも悪くなかった。
マリリン 7日間の恋(2011) Wikipedia/allcinema
1956年に撮影された「王子と踊り子」の舞台裏で生まれた、世紀の女優と若者の秘密の恋を描くラブストーリー。
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズは、相当なプレッシャーだったと思うが、世間の常識に左右されない奔放な女を見事に演じきっていた。
その他にも、今や若手俳優筆頭格のエディ・レッドメインをはじめ、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、デレク・ジャコビ、エマ・ワトソンなど、そうそうたる面々が顔をそろえている。
しかし、確かにものすごくうらやましい話ではあるのだが、こういう秘め事は、本当は発表なんかしないで墓場まで持っていくのが、男のエチケットなんじゃないの?
関係者もみんな死んでしまっているから、どこまで事実なのか、どれくらい男に都合のいい話になっているかわからんしね。
ポカホンタス(1995) Wikipedia/allcinema
17世紀のアメリカ開拓時代を舞台に描く、ディズニー初の実在の人物を主人公にしたアニメーション。
この映画、史実と違っていたり、インディアンを野蛮人として扱っていたりで、インディアンサイドからの評判はすこぶる悪いらしい。
私としては、ディズニーアニメの主人公の顔がエキゾチックな方が、違和感大だったけど。
話を無理やりシンプルにしてアニメに落とし込まなくても、実話を元にして普通に実写化した方がよかったのではないかと。
観ている間は、見せ場のたびに、「オー!ポカホンタス」と合いの手を入れてました。
ダイアナ(2013) official site/Wikipedia/allcinema
20年前にこの世を去ったダイアナ公妃の、死の直前の2年間を描く実録ドラマ。
ダイアナ妃に興味はなかったのだが、彼女を演じたナオミ・ワッツがタイプなので、思ったよりも感情移入して観ることができた。
世界でもっとも有名な女性を相手に恋をするなんて、想像さえも無理な話なので、あのパキスタンのお医者さんは本当に怖いもの知らずだわ。
でも実際のダイアナ妃は、心が優しくて傷つきやすいひとりの女性だったんだね。
チンの音でレンジ料理であることがバレないように、終わる1秒前でドアをさっと開ける彼女が、ものすごくかわいかった。
今回は、「キャロル」にちなんで、女性の名前がタイトルの映画でそろえてみた。
この5本を加えると、今年観た映画は65本になった。
目標の300本まで、あと235本だ!
今回も、最近観た
- キャロル(2015)
- EVE イヴ(1991)
- マリリン 7日間の恋(2011)
- ポカホンタス(1995)
- ダイアナ(2013)
(ネタバレはありません)
<劇場で鑑賞>
キャロル(2015) official site/Wikipedia/allcinema
主演の二人がそろってアカデミー賞にノミネートされて話題になっている、パトリシア・ハイスミス原作の恋愛ドラマ。
「ブロークバック・マウンテン」のBL話にどうしても共感できなかったストレートの私だが、この女同士のラブストーリーには、すっかりやられてしまった。
今だってLGBTに対する差別的な空気は存在するのに、1950年代に自分の生き方を貫こうとする彼女たちを見たら、応援しないわけにはいかない。
テレーズを演じたルーニー・マーラは、女が女を好きになる微妙な心の動きを見事に表現していて、絶賛されるのは当然。
キャロルを演じたケイト・ブランシェットも、優雅な仕草と一瞬のウィンクを見せられて、「これならテレーズが憧れちゃうのも無理はない」と納得させられる、圧巻の演技だった。
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<自宅で鑑賞>
EVE イヴ(1991) allcinema
「ウエストワールド」「ブレードランナー」「ターミネーター」の系譜に並ぶ、B級色たっぷりのSFアクション。
殺戮を繰り返す女アンドロイドを阻止すべく、テロ対策の第一人者と研究主任が必死の追跡をはかる。
アンドロイドが研究者の記憶を持っていて、その欲望に忠実に行動していくところに、目新しさを感じた。
主演のレネ・ソーンテンダイクが、研究一筋の科学者と、バブリーなお色気たっぷりのイヴの二役を、うまく演じ分けていた。
ダンサー以外の役を演じるグレゴリー・ハインズは初めて見たが、アクションのキレも悪くなかった。
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マリリン 7日間の恋(2011) Wikipedia/allcinema
1956年に撮影された「王子と踊り子」の舞台裏で生まれた、世紀の女優と若者の秘密の恋を描くラブストーリー。
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズは、相当なプレッシャーだったと思うが、世間の常識に左右されない奔放な女を見事に演じきっていた。
その他にも、今や若手俳優筆頭格のエディ・レッドメインをはじめ、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、デレク・ジャコビ、エマ・ワトソンなど、そうそうたる面々が顔をそろえている。
しかし、確かにものすごくうらやましい話ではあるのだが、こういう秘め事は、本当は発表なんかしないで墓場まで持っていくのが、男のエチケットなんじゃないの?
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ポカホンタス(1995) Wikipedia/allcinema
17世紀のアメリカ開拓時代を舞台に描く、ディズニー初の実在の人物を主人公にしたアニメーション。
この映画、史実と違っていたり、インディアンを野蛮人として扱っていたりで、インディアンサイドからの評判はすこぶる悪いらしい。
私としては、ディズニーアニメの主人公の顔がエキゾチックな方が、違和感大だったけど。
話を無理やりシンプルにしてアニメに落とし込まなくても、実話を元にして普通に実写化した方がよかったのではないかと。
観ている間は、見せ場のたびに、「オー!ポカホンタス」と合いの手を入れてました。
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ダイアナ(2013) official site/Wikipedia/allcinema
20年前にこの世を去ったダイアナ公妃の、死の直前の2年間を描く実録ドラマ。
ダイアナ妃に興味はなかったのだが、彼女を演じたナオミ・ワッツがタイプなので、思ったよりも感情移入して観ることができた。
世界でもっとも有名な女性を相手に恋をするなんて、想像さえも無理な話なので、あのパキスタンのお医者さんは本当に怖いもの知らずだわ。
でも実際のダイアナ妃は、心が優しくて傷つきやすいひとりの女性だったんだね。
チンの音でレンジ料理であることがバレないように、終わる1秒前でドアをさっと開ける彼女が、ものすごくかわいかった。
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今回は、「キャロル」にちなんで、女性の名前がタイトルの映画でそろえてみた。
この5本を加えると、今年観た映画は65本になった。
目標の300本まで、あと235本だ!
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