私が観た映画をレビューする記事の第20弾。
今回も、最近観た の5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
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<劇場で鑑賞>
オデッセイ(2015) official site/Wikipedia/allcinema
kindleで爆発的に売れたハードSFを、御年78歳の巨匠リドリー・スコットが映画化した。
「アポロ13」をサラリと観てしまった私なのに、この壮大なサバイバル物語には感動してしまった。
どんなに絶望的な状況でも、自身の得手を活かして、前向きに具体的に問題を解決していく。
彼を助けようとするNASAの人々や、彼を見捨てたと思っていた仲間たちの熱い想いにも、心を打たれた。
船長の曲のセンス、私は好きだけどな。
<自宅で鑑賞>
灰とダイヤモンド(1957) Wikipedia/allcinema
アンジェイ・ワイダ監督の、映画史に残る名作中の名作。
「世代」「地下水道」に続く抵抗三部作の最後の作品だが、三部作どころかワイダ監督自体初めてで、勉強不足を痛感する。
ドイツ敗戦直後のポーランドを舞台に、反ソ過激派の青年の葛藤を描いているのだが、周辺知識に乏しい自分には、案の定感情移入ができなかった。
鑑賞後、この映画を推す評論家などの評価を読むと、リアルタイムで観た当時の自身の状況に重ね合わせて、強烈に印象を持った人が多い。
それに共感できないのは残念だけど、60年もたってから観て、わかったふりしても仕方ないわね。
ハートブルー(1991) Wikipedia/allcinema
「X-ミッション」公開を前に、元ネタになったキャスリン・ビグロー監督の出世作を鑑賞。
新米FBI捜査官のジョニー・ユタが、クールな銀行強盗集団を捕らえるため、サーファーグループに潜入する。
刑事ものとサーフィンものという畑違いのジャンルが融合して、型破りなアクション映画になっていた。
ボーディを演じたパトリック・スウェイジは、規律に厳しい一方で、その眼差しは優しく、カリスマリーダーになりきっていた。
悪役のイメージが強いゲイリー・ビジーも、ここではジョニーの相棒として、見せ場をかっさらうもうけ役だった。
帝都物語(1988) Wikipedia/allcinema
荒俣宏の日本SF大賞受賞作を、実相寺昭雄監督が実写化した伝記アクション。
明治から大正にかけてのモダンな銀座の街並みを、結構な金をかけて再現していて、見ごたえはすごい。
CG前夜の特撮は、今見るとしょぼいところも多いのだが、そこも実相寺監督っぽくてあまり気にならない。
そしてなんとも言っても衝撃的なのは、これがデビュー作の嶋田久作だ。
劇場で初めて加藤を観たときは、「こんな人間本当にいるんだろうか?」と、本気でビビったのを思い出した。
帝都大戦(1989) Wikipedia/allcinema
時代を昭和の終戦直前に移して、復活した加藤と霊力を持つ人間たちとの戦いを描く伝奇SF。
「物語」から「大戦」に変わって、スケールアップした見せ場を期待したが、そこは完全に裏切られた。
当時、隆盛を誇っていた特殊メイクの出番は多かったけど、肝心のサイキックウォーズは派手さがまったくなくて盛り上がらず。
勝新を筆頭に豪華なキャストを揃えた前作に比べて、出演陣もあまりパッとしないし。
せめて、嶋田久作を出ずっぱりにして、「ザ・加藤フェスティバル」にしてしまえばよかったのに。
この5本を加えると、今年観た映画は40本になった。
目標の300本まで、あと260本だ!
今回も、最近観た の5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
<劇場で鑑賞>
オデッセイ(2015) official site/Wikipedia/allcinema
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「アポロ13」をサラリと観てしまった私なのに、この壮大なサバイバル物語には感動してしまった。
どんなに絶望的な状況でも、自身の得手を活かして、前向きに具体的に問題を解決していく。
彼を助けようとするNASAの人々や、彼を見捨てたと思っていた仲間たちの熱い想いにも、心を打たれた。
船長の曲のセンス、私は好きだけどな。
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<自宅で鑑賞>
灰とダイヤモンド(1957) Wikipedia/allcinema
アンジェイ・ワイダ監督の、映画史に残る名作中の名作。
「世代」「地下水道」に続く抵抗三部作の最後の作品だが、三部作どころかワイダ監督自体初めてで、勉強不足を痛感する。
ドイツ敗戦直後のポーランドを舞台に、反ソ過激派の青年の葛藤を描いているのだが、周辺知識に乏しい自分には、案の定感情移入ができなかった。
鑑賞後、この映画を推す評論家などの評価を読むと、リアルタイムで観た当時の自身の状況に重ね合わせて、強烈に印象を持った人が多い。
それに共感できないのは残念だけど、60年もたってから観て、わかったふりしても仕方ないわね。
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ハートブルー(1991) Wikipedia/allcinema
「X-ミッション」公開を前に、元ネタになったキャスリン・ビグロー監督の出世作を鑑賞。
新米FBI捜査官のジョニー・ユタが、クールな銀行強盗集団を捕らえるため、サーファーグループに潜入する。
刑事ものとサーフィンものという畑違いのジャンルが融合して、型破りなアクション映画になっていた。
ボーディを演じたパトリック・スウェイジは、規律に厳しい一方で、その眼差しは優しく、カリスマリーダーになりきっていた。
悪役のイメージが強いゲイリー・ビジーも、ここではジョニーの相棒として、見せ場をかっさらうもうけ役だった。
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帝都物語(1988) Wikipedia/allcinema
荒俣宏の日本SF大賞受賞作を、実相寺昭雄監督が実写化した伝記アクション。
明治から大正にかけてのモダンな銀座の街並みを、結構な金をかけて再現していて、見ごたえはすごい。
CG前夜の特撮は、今見るとしょぼいところも多いのだが、そこも実相寺監督っぽくてあまり気にならない。
そしてなんとも言っても衝撃的なのは、これがデビュー作の嶋田久作だ。
劇場で初めて加藤を観たときは、「こんな人間本当にいるんだろうか?」と、本気でビビったのを思い出した。
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帝都大戦(1989) Wikipedia/allcinema
時代を昭和の終戦直前に移して、復活した加藤と霊力を持つ人間たちとの戦いを描く伝奇SF。
「物語」から「大戦」に変わって、スケールアップした見せ場を期待したが、そこは完全に裏切られた。
当時、隆盛を誇っていた特殊メイクの出番は多かったけど、肝心のサイキックウォーズは派手さがまったくなくて盛り上がらず。
勝新を筆頭に豪華なキャストを揃えた前作に比べて、出演陣もあまりパッとしないし。
せめて、嶋田久作を出ずっぱりにして、「ザ・加藤フェスティバル」にしてしまえばよかったのに。
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この5本を加えると、今年観た映画は40本になった。
目標の300本まで、あと260本だ!
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