私が読んだ本をレビューする記事の第7弾。

今回も、最近読んだ の5冊を紹介したい。

(ネタバレはありません)

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続 働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。/戸田智弘(2008)


セミリタイア前に読んだ本として、このブログでも紹介した「働く理由」の続編。

前作は、セミリタイアへ一歩踏み出した自分を勇気づける名言が並んでいたが、この続編はタイトルに忠実な内容を目指したみたい。

「仕事はしなきゃいけないもの」という視点から選んだ言葉がほとんどで、今の自分を否定されている気がしてしまい、少しイラっとした。

でも、この本を読んで仕事に励もうと思う人の多い世の中の方が、セミリタイア者にとっては都合がいいのもまた事実。

仕事に関して迷ったり悩んだりしている人は、偉人の99の言葉に背中を押されていただきたい。

続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。
戸田 智弘
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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別れを告げに来た男/ブライアン・フリーマントル(1973)


エスピオナージュ小説の名手フリーマントルのデビュー作。

英国に相次いで亡命してきたソ連の大物科学者を、切れ者の取調官が事情聴取する。

亡命者の真意を探る取調官エィドリアンのキャラが個性的で、彼が逆境に陥れば陥るほど、応援したくなってしまう。

彼を翻弄する科学者パーヴェルもIQが高く、エィドリアンと丁々発止の頭脳戦を繰り広げる。

二人の間に生まれた絆は、まさにハードボイルドだ。

別れを告げに来た男 (新潮文庫 フ 13-2)
フリーマントル
新潮社
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世界から猫が消えたなら/川村元気(2012)


マルチな才能を発揮する川村元気が、LINE連載後に書籍として発刊した長編小説。

脳腫瘍で余命わずかの宣告を受けた青年が、自分の姿をした悪魔とある取引を交わす。

電話や映画や時計を失った世の中を描くタッチは軽いんだけど、心に訴えかけてくるものは大きくて重い。

猫を消す選択を迫られた青年が最後にくだした決断に、私は激しく心を揺さぶられた。

北海道ロケを敢行した映画が5月に公開されるらしく、今から楽しみだ。

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)
川村 元気
小学館 (2014-09-18)
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氷菓/米澤穂信(2001)


去年、一昨年と2年連続でこのミス国内1位に輝いた、今乗りに乗ってる作家のデビュー作。

古典部という聞きなれない文化系クラブを舞台に、4人の個性的な高校生が、身の回りの謎を解き明かしていく。

最初は鼻持ちならない若造に見えた主人公の折木も、すぐれた推理を披露されると、やっぱカッコいいやね。

アニメに出てきそうな天然キャラの千反田えるも、折木と好対照でいいコンビだ。

33年前の事件の真相を調べる4人の方法が、斬新で面白かった。(あとで「毒入りチョコレート事件」のオマージュと知りました)

氷菓 (角川文庫)
氷菓 (角川文庫)
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米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
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毒入りチョコレート事件/アントニー・バークリー(1929)


本格推理小説の古典的名作。

上述の「氷菓」も、その続編の「愚者のエンドロール」も、この作品のオマージュと知り、さっそく読んでみた。

警察もお手上げの事件の謎を解かんと、それぞれ異なる推理を披露する6人の犯罪研究会の面々。

どんでん返しでできているような話で、こんな小説を書ける人って、どんだけ頭がいいんだろうか。

古典の範疇に入るんだろうけど、とても面白くて、新鮮な気持ちで読むことができた。

毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)
アントニイ・バークリー
東京創元社
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この5冊を加えると、今年読んだ本は10冊。

目標の120冊まで、あと110冊だ!

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