私が観た映画をレビューする記事の第8弾。

今回は、「クリード チャンプを継ぐ男」公開を前に、あの名作シリーズを5本を紹介したい。

(ネタバレはありません)



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<自宅で鑑賞>

ロッキー(1976)

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脚本も書いたスタローンがアメリカンドリームを勝ち取った、ボクシング映画の名作。

負け犬街道を突き進んでいたロッキーが、チャンプに勝つためじゃなくゴロツキ人生から脱出するためにリングに上がる。

クライマックスのファイトシーンはビル・コンティの名スコアも相まって、涙なしでは見られない。

口汚いバージェス・メレディス、内気で不器用なタリア・シャイア、ダメダメなバート・ヤングなど個性豊かな脇役たちも素晴らしかった。

スタローンの愛犬、バッカスが見せる名演技も必見だ。


ロッキー2(1979)

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ロッキーVSアポロのリマッチを描く、シリーズ第2作。

あの激しい試合後のドラマのために、前作の主要キャストがすべて顔をそろえた。

特に前作以上のダミ声でミッキーを熱演した、バージェス・メレディスが素晴らしい。

フィラデルフィアの街を走るシーンもクライマックスのボクシングシーンも、予算が増えてパワーアップ。

1作目ほど泣きはしなかったけど、今度は勝つためにリングに上がったロッキーが見せる死闘に、しっかり感動させてもらった。


ロッキー3(1982)

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当初、シリーズ最終作として製作された集大成的ストーリーの第3作。

人生の幕を下ろすミッキーや、ロッキーの味方にまわるアポロが印象深い。

破壊的な強さのクラバー・ラングを演じたMr.Tの強面も懐かしい。

サバイバーの"Eye of the Tiger"も大ヒットしたよなあ。

クライマックスは安心して熱くなれるので、これはこれで悪くはない出来だ。


ロッキー4 炎の友情(1985)

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終わったはずのシリーズが東西冷戦を背景に復活を遂げた。

公開当時、やたらと酷評されていたのを覚えているが、実は一番好きなのがこの第4作なのだ。

ドーピングしまくりの殺人マシーン・ドラゴVS人類で最も打たれ強いロッキーの闘いは、シリーズ最高に興奮させてくれる。

試合の場面のみならず、前半の名場面集やトレーニングシーンやエンドロールは盛り上がる音楽と見事に融合していて、映画史に残るモンタージュだ。間違いない。

"Training Montage"、"War"、そして"Hearts on Fire"は歴史に残る名曲だわ。


ロッキー5 最後のドラマ(1990)

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監督に第1作のジョン・G・アヴィルドセンを招いて原点を目指した、これこそ本当の最後という触れ込みのシリーズ第5作。

初めて観たときはあまりのショボさにがっかりした記憶があるが、シリーズを通して観てみたらそれほど悪くはない。

確かに今回の相手はショボいし、フィラデルフィアのスラムに戻った舞台もショボいし、クライマックスもスケールダウンしてショボい。

でもロッキーも年をとって、いつまでも一線で戦い続けるわけにはいかないので、これはこれでアリなのだろう。

だからこそ「ザ・ファイナル」なんか作るべきではなかったと思うのは、私だけではあるまい。



「ロッキー・ザ・ファイナル」は、今回時間がなくて「クリード」の前に観るのは諦めた。

まあ観なくてもいいかなという気がするけど。

シリーズ作品を私の好みで順位付けすると、4→1→2→3→5→ザ・ファイナルとなる。

すっかりロッキー漬けになったところで、「クリード」を迎えることになった。

この感想はまたのちほど。


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