中国の大気汚染が大変なことになっている。

しかし、影響があるのは、九州などの内地の話だと思っていた。

まさか、北海道にまで変なものが飛んでくるとは…。

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2015121001

PM2.5に注意、12/9夜から12/10にかけて北海道に流れ込む予測

非常に小さく、呼吸器系や循環器系への影響が心配されるPM2.5。気象庁・環境省のデータをもとにした九州大学のシミュレーションモデルによると、12月9日夜から10日にかけて、北海道でPM2.5の濃度が日本の環境基準値程度に達すると見られる。
(リセマム 2015/12/9)

このニュースを受けて、昨日の夕方のローカルバラエティでは、「マスクを買う」「子どもの体が心配」「それでも仕事で外に出なきゃならない」など、不安な市民の声を流していた。

気温が上がって、外出日和だったので、私もどこかでランチをとって、その後映画を観るという予定を立てていた。



そして、決心した。

今日はひきこもるっ!

まあ、いつものことなんだが…。


こういう時こそ、セミリタイアの特権を活かすチャンスだ。

外に出るのがおっくうな日は、外に出なきゃいい。

暑い日、寒い日、雨の日、雪の日、PM2.5の日は、自分を大事にして、無謀な戦いを放棄する。

外に出なくても誰にも何も言われないし、家の中にいても、やることはいっぱいあるからね。


ただし、今回の敵は、なかなかあなどれない。

北海道のサイトによると、「大気中に浮遊している粒子状物質のうち、粒子の大きさが2.5μm(2.5mmの千分の一)以下のもの」を、PM2.5というらしい。

人の髪の毛の太さが100μmなので、その40分の1。

めちゃくちゃ小さいのだ。

わずかなすき間を通り抜けて、室内に入り込んでくることも考えられる。


そこで、あいつをフル稼働させることにした。

2月に購入した空気清浄機だ。

シャープ自慢のプラズマクラスターを搭載した本機は、PM2.5にもしっかり対応している。

さすが、目の付けどころがシャープだぜ。

これを昨日から動かしているので、室内にも変な輩はいなくなったはずだ。


それでは、実際のところ、PM2.5は多かったのだろうか。

札幌市大気環境観測データ速報システム」を見てみると、午前中はそうでもなかった測定値が、午後になってグッと上がってきている。

札幌市内には観測地点が8ヶ所あるのだが、14:00に東18丁目で環境基準(35μg/m3)を超えたのを皮きりに、ほかの地点でも基準超えが相次いでいる。

17:00時点で測定値が一番高いのは、北1条の45μg/m3で、その他5地点が環境基準をオーバー。

注意喚起情報は出ていないけど、予報通り、見えない敵は流れ込んできているようだ。


こりゃ大変だ…と思っていたんだけど、東京の速報値を見てみたら、どこも軒並み50μg/m3を超えていた。

中には80なんてところもあったりして、首都の空気の悪さにあ然。

なんだ、全然大丈夫じゃない、札幌。


明日の昼には、汚れた大気も海へと抜けていくらしい。

大丈夫だったとはいえ、空気はきれいに越したことはない。

ホント、中国って迷惑だわ。


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沈 才彬

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