昨日から全世界で同時公開された、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。

前もってチケットを予約しておいたのが、今日の午前の回だった。

朝からバタバタしつつも、ユナイテッドシネマ札幌へ行ってきた。

(ネタバレはありません)

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遠足前の子どものようにあまり眠れず、かなり睡眠不足の状態で、9時すぎに目が覚めた。

開演の10:30までまだ時間はあると思ったが、念のため上映スケジュールをチェックしてみた。

そして、ぶったまげた。

えっ、10:00開演じゃないの!

公開初日の18:30という中途半端な時間が記憶に残っていて、混線してしまったよーだ。


そこからはライトセーバーを持ったジェダイのような素早い身のこなしで支度して、9:20には家を出た。

冬の札幌は惑星ホスのように寒く、路面はつるつるで、歩みはなかなか進まない。

でも、節約セミリタイアは、公共交通機関に安易に頼ったりはしない。

なぜなら、いかなる時もフォースが守ってくれるから。


しかし、劇場までの道のりは長く、障害は凍った道だけではない。

街のあちこちに立って、青・黄・赤の順番に点滅する無数のドロイドたちが、行く手を阻むのだ。

こんなやつらに関わっている場合ではないので、ここはハイパードライブを使うことにした。

すすきの駅から地下に入って北進し、大通駅で右折してそのまま直進するハイパードライブ(地下街とも言う)は、ドロイドたちの干渉を一切受けずに、バスセンター前駅まで行き着くことができる。

途中、地下鉄の定期券売り場の前で、トルーパーの大群が行列を作っていた。

何事かと思ってよく見たら、トルーパーじゃなくて、市電ループ化記念きっぷの発売に並んでいる人たちだった。

あまりに早く歩きすぎて、左後頭部に酸欠アラームが点滅したり、さっぽろファクトリーに一番近い出口が工事中で突破できなかったり、いくつかのアクシデントに見舞われたが、なんとか開演時間ギリギリに到着した。

席についた瞬間は、ルークを助けるためにデススターに突っ込んだハン・ソロの気分だったぜ。


映画が始まると、隣りの男性がとても汗くさくて困った。

ジャワ族でもあんなに臭くはないはずだ。

トルーパーの白マスクをつけようと思ったが、あれは毒ガス仕様じゃないと劇中で言っていたので、代わりにハンカチを鼻にあてて鑑賞した。


映画については、高まりきった期待にちゃんと応えてくれる完成度で、これなら新シリーズのスタートとして申し分ない。

前シリーズ(1~3)は、決まっている着地点に向けたストーリーだったので、今回のお話は最初のシリーズ(4~6)の期待感に近い。

小学生の頃のワクワク感を、ちょっと思い出した。

「もう作られることはない」と思っていた新シリーズを観ることができたわけで、ホント、「生きててよかった」としか言いようがないわ。


劇場は満席だったけど、エンドロールが終わるまで立ち上がるお客さんはごくわずか。

外に出ると、2体のトルーパーが記念撮影していた。

もちろん、並んで撮りましたよ。

映画を観た人だけの特典である、日付入りパンフレットも購入した。

<表紙><裏表紙>
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すっかり大満足で劇場をあとにしたわけだが、今日観たのは通常版の2D。

あの大迫力の空中戦や、ライトセーバーを使ったチャンバラは、やっぱり4DXで味わわなくちゃ。

というわけで、来週のクラブスパイス会員デーの4DX3D席は、実はもう押さえてある。

25日は、スター・ウォーズの世界にどっぷり浸ることにした。

これは、自分自身へのクリスマスプレゼントだ。


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