昨年の今日、念願の札幌生活がスタートした。

終の住処はここしかないと決めていた、札幌。

早いもので、あれから1年が経った。

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私の札幌に対する思い入れは、このブログでも何度も書いてきた。

冬の暮らしにくさは確かにネックだけど、道産子の私にとっては、もともと大きな問題ではない。

それよりもはるかに多くのいいところがあるのが、札幌なのだ。


というわけで、今日は札幌のオススメポイントを列挙しようと思っていた。

しかし、あまりに多くて収拾がつかなくなりそうなので、今まで書いてこなかったことをひとつだけ取り上げたい。

それは、ちょうど良い心地よさだ。


東京ほど都会でもなく、かと言って田舎でもない、ちょうど良さ。

夏は暑いけど、暑くなりすぎることもなく過ごしやすい、ちょうど良さ。

近所づきあいはまったくないわけではないが、わずらわしくなるほど密ではない、ちょうど良さ。

おひとりさまセミリタイアにとって、こんなに生活しやすい街は、ほかにあるんだろうかと思う。


特に最後の世間体については、この1年間まったく気にしたことがなかった。

一般的には、セミリタイアして一日中家にいたり、平日の昼間に外をブラブラしていると、近所からの視線が気になるケースがあるようだ。

家族持ちだったりすると、自分が気にしていなくても、奥さんから苦情がくる場合もあったりして。

私は独身だからその心配はないけど、周りから白い目で見られて、井戸端会議のネタにされたり、あやしいおじさんとして噂が立ったりするのは避けたかった。

そこで、通算6年の札幌在住歴から、どの辺なら快適にセミリタイア生活が送れるか、見当をつけていたのだ。

そして、その条件に合うマンションを手に入れ、実際に住み始めたのがちょうど1年前だった。


このマンションは、毎朝スーツ姿で出勤するおじさんもいれば、夕方タクシーを呼びつけて出て行く派手なおねーちゃんもいる。

おじいちゃんもいれば、おばあちゃんもいる。

しかし、ファミリー層は少ないようで、親子の姿は見かけたことがない。

46歳無職の男性が、昼間にうろうろしても、全然目立たないのだ。


しかも、私の活動範囲は、自宅から札幌中心部にかけてなので、朝から晩までいろんな人がたくさんいて、私が注目される可能性はほぼ皆無。

よっぽど変な格好だったり、怪しい行動を取らない限り、なんの心配もない。

平日昼間のスーパーだけは、女性の割合が高いので、初めの頃は正直肩身が狭い気がした。

でも、それも慣れてしまえば、全然ノープロブレムよ。


セミリタイアすると、どうしても他人と疎遠になりがちなので、そういうのがイヤなら、札幌は物足りない街かもしれない。

でも、そういう人は、そもそもセミリタイアなどしない方がいいよね。

常識にとらわれず、我が道を往くタイプの人が、セミリタイアには向いているはずだから。

そんな人が自分らしく生きられる街、それが札幌だと思う。


札幌に関する記事は、この1年で100を越えた。

これからも、札幌生活での小さな幸せをこのブログに記録して、東京以北最大の都市をアピールしていきたいものだ。


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