ブログの記事を投稿する時間」を18時に決めて、9月29日からずっと続けてきた。

その記録が昨日ついに途絶えてしまった。

30分遅れて18時半になってしまったのだが、これには理由がある。



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2015111901


昨日の記事を書き始めたのは、いつもより遅めの17時。

ネタは決めていたので時間はかからないはずだった。

そこへかかってきた一本の電話。

元部下からだ。


彼女はこのブログにも何度か登場済み。(「売られたケンカを買った」「今夜はもつ鍋パーティ!」ほか)

私が会社を辞めて北海道に引っ越したあとも、電話で連絡をとっていた。

こちらからの用事もあるが、大半は向こうからのお悩み相談だ。

問題の大小に関わらず、事あるごとに私の助言を求めてくる。

ついつい話し込んでしまって、そのほとんどが1時間超え。


昨日は電話がかかってきた瞬間に、「定時のブログ更新は無理かなー」と思った。

せっかく1ヶ月以上続けてきたマイルールなので、「今は忙しいから、あとで電話して」と言おうかなとも思った。

でも、それはしなかった。

自分を頼ってくれる人の相手をすることと、ブログの更新時間を守ること。

その優先順位なんて初めから決まっている。考えるまでもない。



彼女は仕事と私生活の両方で常に問題を抱えており、「よくまあそんなにトラブルネタがあるもんだ」と感心するほど。

共感して同情する話もあるし、あきれてしまって思わず笑っちゃう時もある。

だからと言ってさらっと聞き流すと、「ちゃんと聞いてますか?」と問い詰められるので気を抜けない。

「女は話を聞いてほしいだけで男のアドバイスは求めていない」とは、よく聞く話。

下手に意見なんかしたら、「そんなこと言われたくない!」などと逆ギレされることだってある。

女性の多い会社にいたので、そのあたりのことはしっかり学んだつもりだ。

しかし、彼女の場合はまったく違う。

常に私の意見を求めてくるのだ。

「うーんよくわからーん」なんて言った日には、「ちゃんと考えてください!」と怒られちゃう。

なので「他人の人生なのにこんなに悩むとは…」と思うほど、こちらが頭を抱える時もある。


それだけ私も真剣に対応しているので、仕事を離れてから1年も経つのにいまだに頼られているのかもしれない。

それはそれで悪い気はしないのよね。

しばらく電話がないと「ちゃんとやってんのかな?」と心配になるし。


人と会っていたり携帯の電源を切るような場所にいれば別だが、それ以外の時はちゃんと対応するようにしている。

昨日もキーボードを打つ手を休めて、話を聞くことにした。

人生の転機を迎えているらしく、内容もなかなかヘビー。

電話を終えたのは18時だった。

そこから記事を書き上げたので、更新時間は18時半になったのだ。



「そろそろお金もらってもいい?」とよく言うのだが、もちろんそれは冗談。

彼女が私を元上司と思っている限り、この電話無料相談は続きそうだ。

セミリタイアして時間だけはあるのでね。


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