退職金の運用、それはセミリタイア者にとって、重要なミッションのひとつだ。

初動で遅れをとった私は、3か月前、初めて退職金を専用のプランに預け入れた

そして満期を迎えた9月末、次の預け先を探して奔走した。

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前回、退職金を任せたのは、給与口座を持っていた三井住友銀行の、「SMBC退職金運用プラン 特別金利定期コース」。

このプランは利用できるのが1回限りなので、お金を動かさなくてはならない。

次の預け先に選んだのは、ここだ。


退職金特別プラン 定期預金コース(三井住友信託銀行)

実際の退職金額を超えて利用できるため、前回も、退職金以外の現金をかき集めて、預け入れていた。

上限の1億円には、まだまだ余裕があるため、上乗せでお願いすることに決めた。


慣れた感じで窓口に現金を持ち込み、手続きを進めていたら、担当者からこんなことを言われた。

「実は来月から金利が下がるんです。間に合ってよかったですね」

退職金を移し替えた9月末時点の金利は1.6%(税引後1.274%)だったが、年1回の見直しで、10月からは0.2%下がって1.4%(税引後1.115%)になってしまうらしい。

ホントよかった、間に合って。


しかし今度は、別の問題が浮上した。

今まで同プランに預けていた退職金以外の資金は、いったん別の銀行に移し替えてから、また3ヶ月後にこのプランに戻し入れようと考えていたのだ。

でもその時点で、金利は下がってしまっている。

おひょ! どうしよう!

この資金をそのまま同じ口座で預け続けられれば一番いいのだが、それは不可能。

このプランを利用できるのは新規の資金に限る、というしばりがあるからだ。

うーん、困ったぞ。


あれこれ悩んだ挙句、この資金はここに預けることにした。


退職金特別プラン 定期預金コース(三井住友信託銀行)

あれ? 同じだろうって?

ええ、まあ、そうなんですが…。

詳しくは書けないけど、銀行の定めたルールをちゃんと守った上で、なんとかしたわけです。



最終的に、すべての資金を同じ銀行に任せることになった。

預金保険の限度額を超えてしまっているのが気がかりだけど、退職金プランが活用できるのはあとわずか。

しばらく辛抱するしかない。


3ヶ月後の移管先は、もうすでに考えてある。

今のプランよりも金利は下がってしまうけど、その時点ではベストな選択となるはずだ。

年末にまたバタバタしそうだけど、リスクを取らずにお金を殖やすためには仕方がない。

この続きは、3ヶ月後の「退職金お引越し大作戦 冬の陣」をお楽しみに!


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