先週の土曜日、なんとなくTVを見たらこんな番組をやっていた。

1週間も経っちゃったけど、反面教師な話なので取り上げておきたい。

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生活保護の手前にセーフティネットを設けようと4月に始まった国の「生活困窮者自立支援制度」。新設された窓口に「働けない」「困っている」とやってくる人の多くが、就労だけでなく、借金を多く抱えていたり、家族関係にも問題があった。必要なのはどんな支援か?目指すべき自立した生活とは?若者から中高年まで、相談者のさまざまな困り事に向き合い、模索しながら寄り添う支援員。千葉市稲毛区の相談センターに密着した。
(NHKオンラインの番組サイトより)

生活保護世帯の増加を抑えるために、今、全国の自治体に相談窓口が設けられているそうだ。

こういう制度がスタートしていたこと自体知らなかった。

「条件が合えば生活保護」という今までのお役所仕事から一歩進んで、「病気や家族関係など問題の原因を探り、それを解決することで生活保護の手前で暮らしを立て直すことをめざす」んだって。


千葉市稲毛区の相談センターには、すでに400人が訪れている。

番組で取り上げられたのは50歳の男性。

正社員だったけどうつ病で退職し、その後病気を隠して再就職するも続かず失業状態とのこと。

この人の希望は正社員として働くことだったが、「また同じことになる」と言って、支援員は正社員以外の働き方を提案していた。

さらには「再就職先に病気のことを伝えるべき」とアドバイス。

この人にとっては目からウロコだったみたい。


この人は74歳の母親と二人暮らしで、今は年金頼みの生活。

それだけではやはり大変で、母親は「早く働け」とプレッシャーをかける。

最終的に1日4時間の梱包作業のパートを紹介されていた。

病気のことも伝えた上での就職なので、気分も楽だったようだ。



支援の効果が出てきた人も紹介されていた。

去年くも膜下出血で右半身に麻痺が残り仕事を辞めた62歳の男性。

同じ頃に離婚して、ストレスからパチンコで浪費し、税金を滞納するようになった。


この人の家に出向き、家計を指導する支援員たち。

見ると、食費がひとりで月4万円だって!

セミリタ業界関係者が聞いたら「アホか!」と怒鳴りたくなる放漫ぶりだ。

さすがに今ではパチンコから足を洗ったようだが、他にもツッコミどころはいっぱいありそう。

こういう生活力のない浪費家がいずれどうにもならなくなって、最後は生活保護の世話になっていく。

同情は致しかねますな。

節約系のブログを読んでちっとは勉強しなさいよ。

毎日こんなの相手にする支援員の苦労がしのばれます。



札幌市も、「札幌市生活就労支援センター ステップ」という相談窓口を4月に開設している。

こういうところに頼らなくても生きていけるように、お金のことや健康面に気をつけなきゃ。

こういう番組は自分に対する戒めだね。


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NHK取材班

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