札幌地裁で昨日から始まった裁判員裁判を傍聴した。

4月以来、約2ヶ月ぶりの傍聴だ。

今回聴いてみようと思ったのは、札幌地検のサイトに掲示された罪名が、「殺人」だったから。

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札幌でそんなに物騒な事件が最近あったかな?と思い、朝から札幌地裁に行ってみた。

他の傍聴希望者が持っていた紙に、「札幌市東区介護殺人」と書いてあるのが目に入った。

それで思い出した。

セミリタイア101日目の記録」にも書いた、あの事件だったのだ。

介護中の妻殺害認める 71歳夫、札幌地裁初公判

札幌市東区の住宅で2月、介護していた妻を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職、長岡進被告(71)は15日、札幌地裁(金子大作裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。
北海道警の捜査段階で被告は「認知症の妻の介護に疲れた」と供述。40代の長男が妻の寝室で遺体を発見した際、被告は首や手首を負傷し、ベッド脇の床に敷いた布団に横たわっていた。居間には「すまん、母さん」などと被告が書いた手紙が置いてあったという。
起訴状によると、長岡被告は2月7日、妻の無職、律子さん=当時(71)=の首を両手で絞め、窒息死させたとしている。


今回の裁判員は、男性が5人、女性が1人で、みな中年だ。

裁判官のひとりと、検察側のサブ検事は、以前別の裁判で見た顔だった。


被告人は71歳とのことだが、80歳とか90歳と言われてもおかしくない見た目のおじいちゃん。

耳がかなり遠く、今は入院しているらしい。

殺人の罪は本人も弁護側も認めているので、今回の争点はその量刑だ。

弁護側は冒頭陳述の段階で、執行猶予を求めていくことを明らかにした。


双方の冒頭陳述のあと、検察側による証拠調べが、お昼をはさんで15時まで続いた。

公判中なので詳細は控えるが、捜査報告書の内容を聴いていると、胸が締めつけられる思いがした。

被告人のすすり泣きが、法廷に静かに響く。


その後は早くも、被告人に対する質問タイム。

弁護側からがほとんどで、検察側の質問は短かった。

次に、介護の相談にのっていた施設の職員が、証人尋問を受けていた。

検察側の質問が、事件に関することだけでなく、一般的な介護問題についてのものが多く、聴いていて「なんでこんなこと訊くんだろう」と疑問に思った。

裁判長もそう思ったらしく、途中で遮って質問の主旨を確認していた。


予定は10時から17時までだったが、結局10分程度オーバーした。

早く終わることはあったけど、延びたのは初めてだ。

計6時間超えの傍聴は、時間もさる事ながら、内容が重くて腹にずっしりこたえた。

介護の問題は大変だわ。


→→→「裁判員裁判傍聴 再び(2日目)」に続く。


介護殺人―司法福祉の視点から介護殺人―司法福祉の視点から
加藤 悦子

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