退社の申し出というのは、セミリタイアを目指す者にとってのハイライトだ。

私も、その時に何を言うべきかを、何年も前から考えていた。

実際の場面は、「退職を上司に伝えた」で書いたとおり。

しかし、実際には言えなかったものの、言ってみたかったのが、今日のタイトルだ。

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退社を申し出れば、当然理由を訊かれる。

しかし、それを話す相手は上司で、大抵の場合、セミリタイアなんて考えたこともない人種だ。

そんな人に本音を話したところで、理解してもらえるとは到底思えない。

もちろん、必ずしも理解してもらう必要はないのだが、事を穏便に済ませたい場合、わかってもらえた方が話がスムーズに進む。

私も、あれこれ考えたのだが、自分でも秀逸だと思ったのが次の話法だ。


上司:どうして会社を辞めるんだ?

私:私が会社を辞める理由をご説明する前に、逆におうかがいしたいのですが、○○さん(上司)には会社を辞められない理由ってありますか?

上司:えっ?会社を辞められない理由?それはもちろん、働かないと生きていけないからだよ。家族も食わせていかなきゃいけないし、子供の教育費もかかるし。

私:そうですよね。生きていくためには働かないといけませんよね。他には何かありますか?

上司:他に?そうだな…この歳で会社を辞めても、今よりいい給料をもらえる転職先なんか見つからないよ。

私:そうですよね。この会社の福利厚生は、悪くないですものね。

上司:そうだよ。

私:○○さんは、「会社を辞めたい」と思ったことは一度もないですか?

上司:そりゃあ一度や二度はあるよ。誰だってそうだろう。でも、みんな思い直して、仕事をしてるんじゃないか。

私:そうですよね。みなさん「会社を辞められない理由」があるからですよね。でも私には、それがないんです。

上司:何だって?

私:私はこの会社に勤めさせてもらったおかげで、しばらく食べていけるくらいの蓄えはできました。しかも私には、○○さんのように養っていかなければならない家族はおりません。つまり私には、「会社を辞められない理由」がないんです。辞められない理由がないから、会社を辞める。私にとっては、当然の結論なんです。


これは上司の言質を逆手にとって、私の考えを理解してもらうという戦法だ。

これなら、あれこれ考えておかなくても、上司が言ったことをそのまま使わせてもらえばよい。

何とスマートな退社申し出なんだろう!


実際にはやらなかったけどね。

あんまり論理的に話すと、私の用意周到で自信満々な態度に、カチンとこないとは限らないから。

目標とするのは、円満退社。

だから、一番無難な「体調不良」で押し切ることにしたのだ。


でもやっぱり言ってみたかったな。

「あなたはどうして会社を辞めないんですか?」ってね。


独身★40代で会社を辞めましたが、何か?―うっかり独立した反面教師が語る、最高のビジネスマン独身★40代で会社を辞めましたが、何か?―うっかり独立した反面教師が語る、最高のビジネスマン
西條 由貴男

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