セミリタイアを考えていた時期に読んで、影響を受けた本を紹介するシリーズ。

第5弾は、元銀行マン作家、江上剛「会社を辞めるのは怖くない」



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グチをこぼしながら今の会社にしがみついてもいいだろう。でも、どんなに尽くしても、会社は平気で社員を放り出すものだ。だったら、思い切って会社を辞め、新しい一歩を踏み出してみては?起業するもよし、自分に合う環境を求めて転職するもよし。そのときに必要なのが 1 自分の足で立つという気構え 2 人脈 3 家族の支えだ。26年間勤めた銀行を辞めて作家に転身した著者が語る、新しい人生を送るための準備と心構え。(裏表紙より)

セミリタイアを決めてはいたが、いつにするのか迷っていた今年5月。

ブックオフでこのタイトルを目にして、「まさに今のわたしに必要な本だ」と、即買いした。



読んでみると、まえがきの時点で、この著者の境遇が自分と違いすぎることに面食らった。

旧第一勧銀(現みずほ)に入行し、役員直前まで登りつめた、まさにエリート。

しかも、在職中に作家デビューを果たした、輝かしい経歴の持ち主なのだ。

銀行を辞めたのは正義感からで、誰にも相談せずに退職を決め、退職願をFAXで人事に送ったりして、辞め方までもがかっこいい。

「こりゃ畑が違うわ」と、冒頭でつまずきかけた。


でもよく考えると、この人は失うものがかなり大きいのに辞めるという決断をしたのだ。

もう少しつきあってみよう、と読み続けることにした。



セミリタイア直前だった私には、転職や独立の心構えを説く第3章「退職のスタイル・プラン」は、興味をひかれなかった。

一方、第2章「辞める決心・ケジメのつけ方」と、第4章「江上流フリーター生活」には、役に立ちそうなアドバイスが多かった。

「肩書きを失う恐怖から脱却する」
「辞め様を自ら決断する覚悟を持つ」
「会社は人生のすべてではない」
「不安はあるけど、不満はない」
「人間関係の棚卸しのチャンスだ」
「健康管理ができない人は何もできない」
「時間活用術」
「会社という呪縛から解かれる時がやってきた」

これらの中タイトルが気になる方は、手に取ってみてはいかがでしょう。


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