今週末で異動する4名の同僚のために送別会が開かれた。

参加者は総勢35名。

実は私は大勢での飲み会があまり得意ではない。



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肝臓が弱ってることもあり、ここ数年はノンアルコールばかり飲んでいるが、それでもちゃんと酔っぱらいとコミュニケーションはとれる。

「雰囲気に酔っちゃった」ぐらいは言えるし、まるで飲んでいるかのように明るくふるまうこともできる。

しかしそれも少人数の飲み会までだ。



いわゆる宴会って昔から苦手。

最初から最後まで隣りの人と話し続けていいのなら構わないのだが、宴会においてそれは許されない。

「いい機会なんだからたくさんの人と話をしなきゃ!」という暗黙の掟がある。

最初に乾杯をし、ちょっと料理をつついたら瓶ビール片手に立ち上がり、話し相手を探す。

おもむろに横に座り込み「まあまあまあ」とか言いながら酒をつぎ、返杯を受け、たわいもない会話にしばし時間を費やす。

一ヶ所に長くとどまる事もあまり推奨されず、いい頃合いで「じゃまた」と右手を上げる。

そして、またもや酒瓶を持って次のターゲットを求めて周りを見回す。

延々これの繰り返しだ。


人見知りな私にとって、求めてもいないコミュニケーションを強制的にとらされるのは苦痛だ。

これが仕事なら顧客相手に雑談で距離を縮めることもできるし、反応を見ながら対応を変えることだってできる。

「口から生まれたの?」と言われるくらい、会話で相手を気持ちよくさせるのは得意だ。

なのに宴会では今ひとつ乗り気になれない。


こうなると孤立することもしばしば。

周りは盛り上がってるのに自分だけ誰も話しかける人がいなくて、自席で料理をもくもくと食べていたりする。

そんな時、「なんでこんなとこにいるんだろう」といたたまれなくなる。

幹事の「宴もたけなわですが…」という言葉にいつもホッとする自分がいる。


これがセミリタイア生活では一転して、意にそぐわない飲み会には参加しなくていい。

私にとっては大きなメリットのひとつだろう。



ちなみに今日の宴会では、面倒くさいのでずっと席を変えずにいた。

主賓に酒をつぎに行って、思い出話に花を咲かせるのが筋なんだろうけどね。

幸い常に周りに誰かがいたので、孤独感を味わうこともなかった。

向こうから話しかけてくる分には全然ウェルカムだ。

去りゆく者からの遺言」に登場したおじさんへの送別スピーチを任され、酔っ払い相手にしっかり場を盛り上げることもできた。

終了後の2次会へのお誘いも、「明日早いし」と言ってすり抜けて帰ってきた。

なので今日はストレスもほとんどなく、近年稀に見るいい宴会でした。


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飲みの席には這ってでも行け! 人づき合いが苦手な人のための「コミュ力」の身につけ方堀田 秀吾

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