退職を上司に伝えた」でも書いたが、私は20年来の片頭痛持ちだ。

なかでも、典型的片頭痛と呼ばれるタイプで、閃輝暗点(せんきあんてん)という前兆が起こるのが特徴。

閃輝暗点の画像を載せようと思ったが、それを見るだけで具合が悪くなってくるほど、この現象は気持ちが悪い。

見たい方は、こちらをどうぞ。



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私の場合は、視野の片側にこの閃輝暗点が現れ、徐々に拡大していく。

視野の大半をおおうほど大きくなると、だんだん視野の外側に拡散していき、30分ほどで消えてなくなる。

さらに30分後(前兆発生から1時間後、前兆が現れたのとは反対側の頭が痛くなってくる。

その後は、ズキズキする激痛、嘔吐、下痢、寒気、意識の混濁に襲われ、死んだ方がマシと思える状態が数時間続く。


いろんな薬を試したみたけど、私にはほぼ効き目がなかった。

飲んだところで、もう胃腸が機能を停止してしまい、成分を吸収しなくなってしまっているから。

服用しても、胃液で溶けた激苦テイストの○○を、トイレの便器にリバースするだけ。

勤務中に前兆が発生した場合は、あわてて帰り支度をして、1分1秒でも早く帰宅し、安静にしながら激痛と闘い、トイレと寝床を往復するという、地獄のような数時間を過ごすのだ。


ところが数年前、画期的な薬剤が開発された。

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自分で注射するタイプの薬で、ダイレクトに血管に入るため、ほぼ確実に効果が現れる。

症状はほとんど現れず、せいぜい頭が少し重くなる程度。

これが認可されてから、QOL(Quality of life)は革命的に改善した。

仕事も、車の運転も、慎重にしていればこなすことができる。


しかし、敵もさる者だ。

まさかこんなことが…という事態が、これまでに何度も起こってきた。

例えば、運転中に前兆が発生したり、一日に3回も続けて起こったり。

今日、それらが重なった



出先から帰社するために、高速道路を運転している最中、視野右側に光の残像のようなものが見えた。

「残像だったらいいな」とわずかな期待を持ってみたが、数分後、やはり閃輝暗点であることが判明。

次のSAまで5キロと表示があったので、スピードを抑えてなんとか運転した。


SAに着いたら、車を停めて、車中で閃輝暗点が消えるのを待つ。

私はいつも、これが消えた頃合いで、注射を打つことにしている。

今回も、前兆発生から30分で消えたので、注射キットを手にSAの個室トイレに入った。


なぜトイレに入ったのかというと、お尻に打つことにしているから。

この注射を処方してくれた先生が、そうアドバイスしたのだ。

それ以来、他の部位ではどうも打ちづらい。


いつもどおり、右の臀部に注射を打ち、車を出して帰路に戻った。

しかし今度は、少し走ると意識がぼんやりしてくる。

気を緩めると、猛烈な睡魔にストンと落ちそうになる。

車中で体を動かしたり奇声を上げたりしながら、必死に次のPAまで意識を持たせた。

そして、ギリギリの状態でPAに飛び込むと、車を停めて、すぐにシートを倒して目をつぶった。


そのまま30分ほど眠って、起きた。

そして驚いた。

またもや、さっきと同じ視野右側に、閃輝暗点が現れたのだ。

しかし今度は、さっきの注射の効果がまだ残っている方に賭けて、2本目は打たなかった。

ギラギラが収まるのを待って、車を出す。


今度は眠くなることもなく、高速を降りることができた。

会社には早退する旨を連絡して、まっすぐ帰宅した。


その後、痛みはなかったものの、1時間ほど経ってから、今度は視野左側に前兆が現れた。

一日3回の片頭痛に襲われたのは、これで2回目。

前回は相当あわてたが、今回は「もうどうにでもなれ」と思い、何もせず放っておいた。

重症になることを覚悟したが、結局、鈍い違和感を頭の右側に感じただけで済んだ。



これだけの事態にも関わらず、今日はきわめて落ち着いて対処できた。

そんな自分を褒めてあげたいところだが、本音を言えば、片頭痛になったらただただ休んでいたいのだ。

今日だって、家にいたなら、ここまでスリルとサスペンスを味わうことなく終わっただろう。

そんなささやかな希望も、セミリタイアしたら叶えられる。

あともう少しの辛抱だ。


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